2022.09.28

【生鮮品EC<第2回>】「ミールキットの最新トレンド」消費者の時間の奪い合いに 時短、食品ロス、ピックアップが軸に


【Oisix】食品ロス削減、時短を追求 栗原はるみ氏が監修キット発売


オイシックス・ラ・大地の食品EC「Oisix」が販売するミールキット「Kit Oisix」の会員数が23万人、シリーズ累計で出荷数が1億食に達している。より付加価値を高めるために時短を追及したり、アップサイクルした商品を開発したりするなどフードロスの訴求を打ち出している。

火加減や味加減、下ごしらえなど複雑な調理工程がなく10分以内にメインメニューの調理が完了する時短を極めた「超ラクKit Oisix」シリーズを8月に投入。猛暑の中でキッチンで調理する際の負担を減らし、家庭内での料理をする人を増やすことを目的とした。



フードロス削減では日本酒造りで生まれる酒米粉を使った白玉入りの「切るだけ簡単!北海道小豆とさつま芋の白玉」や、廃棄されるニンジンの皮をアップサイクルしたドレッシングを使用した「おかひじきと豚のアジアンサラダ仕立て」の販売を始めた。


▲料理家の栗原はるみ氏が監修するミールキットを開始

9月15日には、料理家の栗原はるみ氏が監修するミールキットが定期的に届く新サービス「栗原はるみの毎日を楽しむ小さなごちそうコース」を開始。レシピには、栗原はるみ氏のコラムを掲載し、自らレシピを記録するバインダーを監修し、レシピがバラバラにならずに保存できるようにした。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事