2022.09.22

キューサイ、AIが健康をスコアリング 2023年にプラットフォーム構築へ

佐伯澄社長

健康食品や化粧品の通販・ECを展開するキューサイは9月15日、顧客の健康状態に応じて商品・サービスを提案するプラットフォームを、2023年をめどに構築することを明らかにした。同プラットフォームでは、AIが顧客の健康状態や加齢の状況をスコアリングする。顧客の状態に応じたパーソナルな提案が行える設計にするという。
 
新たにプラットフォームを構築する方針は、15日開催の、キューサイの事業戦略発表会で明らかにされた。
 
同プラットフォームは、キューサイと接点を持った、全ての顧客が利用できるようにする予定だという。ECサイトなどウェブ上の顧客だけでなく、インフォマーシャルなどのオフラインの顧客も対象だとしている。ECかオフラインかを問わず、同じ顧客体験を提供できるようにしていく方針だ。同プラットフォームでは、「はかる」「わかる」「かわる」の三つを実現できるサービスを提供していくという。
 
事業戦略発表会では、主力の青汁の商品のリブランディングや、スキンケア製品の新ブランドの発表も行った。
 
キューサイは今後、同プラットフォームでのサービス提供や、新ブランドの展開などを通して、「ウェルエイジング市場ナンバーワン」を目指していくという。
 
同社の2021年12月期の売上高は約256億円だった。2025年12月期には、売上高を300億円にまで高めたいとしている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事