2020.04.27

「Mawi flowers」、購入者が値段を決める「あと値決め」採用 フラワーサービス初の試み

オーダーメードのフラワーギフトサービス「Mawi flowers」

Mawi(マーウィ)は4月24日、オーダーメードのフラワーギフトサービス「Mawi flowers」において、消費者が実際に体験したあとで自ら値段を決める購買・決済の仕組み「あと値決め」の提供を開始した。「あと値決め」は、ネットプロテクションズが2019年8月にリリースした国内初のポストプライシングサービスだ。フラワーサービスでは初の試みだという。

「あと値決め」は、サービスや商品の利用後に消費者が自ら価格を決定し、支払うことを可能にする仕組み。ネットプロテクションズが提供する後払い決済のオプションサービスとして利用できる。「あと値決め」の導入・利用料金も事業者による“あと決め形式”で決めえることができる。シェアリング・エコノミー、冠婚葬祭、リアルイベント、新規事業等のサービスが利用に向けた調整を進めており、今後どういった事業形態で導入が進むのか、また消費者は実際にいくらの値段をつけるのかが注目されている。


「あと値決め」の利用ステップ

今回の導入により「Mawi flowers」では、母の日ギフトをはじめとした全ての商品にて「あと値決め」が利用可能となり、消費者は注文したギフトが相手に届いた後で、人件費や原材料などの原価を最低額にした価格を自身で決めることができる。


原価を最定額として値段を決定できる

「あと値決め」の導入に際し、Mawiの木下雄登代表は、「『花は体験』という考えから、注文時に決まった額を支払うのではなく、贈った後に注文者ご自身で価格を決めて支払っていただきたいと考え、『あと値決め』を導入した。人件費や原材料などの原価を最低額として、Mawiの利益は贈った後にご自身で決めていただく。実験的な取り組みだが、当社が花をモノとしてではなくコトとしていかに価値提供できているかを測ることができる取り組みだと考えております」とコメントしている。


「Mawi flowers」

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事