ECモールを「Qoo10」を運営するeBayJapanは9月2日、韓国農水産食品流通公社(atセンター)と韓国食品の流通において連携していくためのMOU(基本合意書)を締結した。今後、「Qoo10」において韓国食品の販売促進を図るための特集やプロモーションをより活発に実施していく。
今回のMOUにより、eBayJapanとatセンターとの協力関係をより強固にする。eBayJapanでは、韓国食品メーカーの出店支援や、韓国食品のキャンペーン施策を強化する方針だ。
▲韓国農水産食品流通公社のキム・チュンジン社長(左)とeBayJapanのグ・ジャヒョン代表(右)atセンターのキム・チュンジン社長は、「日本は初めて海外支社を設立した最も重要な市場。今回の業務協約締結により、オンラインを通じて日本の消費者に韓国産農食品を楽しむことができるよう協力体系を継続していきたい」と語る。
▲韓国農水産食品流通公社のキム・チュンジン社長(中央)eBayJapanのグ・ジャヒョン代表は、「『Qoo10』は現在、約2200万の会員がいる。利用者は韓国食品への興味や関心も非常に高く、まだ日本に流通していない商品をご存知の方も少なくない。atセンター東京支社さまと、これまで過去5回実施してきたオンラインの『K-Foodフェア』は、いずれも好評で販売店さまからも『参加してよかった』という声をいただいている。MOU締結によって、さらに強い協力関係を築くことで、双方の事業が今後もさらに拡大できることを楽しみにしている」と語った。
▲eBayJapanのグ・ジャヒョン代表(中央)「Qoo10」では直近2年間で韓国食品の流通額が4倍以上拡大している。今後は日本における韓国食品のニーズをatセンターに伝え、生産者を紹介してもらったり、生産者と共同で商品を開発することも検討したい考えだ。eBayJapanのグ・ジャヒョン代表は、「今後、韓国食品の流通額を数年で2倍にしたい」と意気込みを語った。