2022.09.06

ベビー&マタニティブランド「kerätä」を展開するケラッタ、 DX支援のMOON-Xの傘下に

D2Cのベビー&マタニティブランド「kerätä(ケラッタ)」を展開するケラッタはこのほど、社名の変更を含む新体制を発表した。旧社名のやまびこ屋を改め、新たに社名をケラッタにするとともに、「JAPAN BRANDSの発射台となる」をミッションにかかげるMOON-Xの一員となった。さらなる成長に向けて、2022年9月1日より新体制で7期をスタートした。

D2Cのベビー&マタニティブランド「kerätä」は、2016年9月に誕生して以降、大手ECサイトの各アイテム別売上ランキングで1位を獲得するなど、順調な成長を遂げてきた。「お客様目線で作られた信頼のものづくり」をテーマに、代表製品である抱っこ紐やベビー寝具・家具、おむつ用品、マタニティ・ケア用品、さらに親子で楽しむクラフト用品まで幅広いラインナップを展開している。

7期目を迎える2022年9月には「kerätä」のさらなる飛躍のため、共創型M&Aを通じてMOON-Xの一員となり、社名もケラッタに変更した(旧社名:やまびこ屋)。代表取締役社長にはMOON-X執行役員CCO(チーフ・コミュニケーションズ・オフィサー)の下村祐貴子氏が就任した。

MOON-Xは、「JAPAN BRANDSの発射台となる」というミッションのもと様々な経験を持つプロフェッショナルな人材が集まり、自社ブランドの立ち上げ・育成、他社ブランドの成長支援・DX支援から、共創型M&Aを通じて加わったブランドの成長まで、テクノロジーを活用して日本のブランドをエンパワーする事業を展開してきた。2022年7月にはシリーズB資金調達を実施し、初回ラウンドで7億円を調達した。

共創型M&Aとは、どちらかがもう一方に吸収合併されるM&Aとは異なり、ベストなパートナーシップの模索や永続的なブランド構築を目的としたMOON-Xが提唱するM&Aの概念を指す。

7期を迎える「kerätä」においても、MOON-Xが持つデジタルやブランディング領域におけるノウハウや、他カテゴリーで培った知見を活かし、ママパパに「寄り添い共感」し、信頼されるブランドをめざして進化していくとしている。

今回の取り組みにあたり、ケラッタの代表取締役社長に就任した下村祐貴子氏は、「私にとって出産は人生で1番の経験でしたが、同時にずっと迷いながら子育てしています。『こんな子育てでいいのだろうか』『子供にとって最良のことをできているだろうか』同じような想いを抱くママやパパは多いのではないでしょうか? そんなママやパパの想いに寄り添い、『憧れではなく、今ほしいもの』を届けるために、『kerätä』を使ってくださるお客様との対話を重ね、これまで以上により多くのママパパから信頼されるブランドになれるよう社員一同取り組んでまいります」とコメントした。


▲ケラッタ 下村祐貴子社長

MOON-X 代表取締役CEO 長谷川晋氏は、「『kerätä』をMOON-Xファミリーに迎えることができて心から嬉しく思います。創業者の田中様や社員の方々が、お客様目線を大切にしながら築き上げてきた素晴らしいブランドを、日本はもちろん、世界でも愛されるベビー&マタニティブランドに育てていけるように新体制のもと、一丸となって頑張ってまいります」とコメントした。


▲MOON-X 長谷川晋CEO




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事