2022.08.27

エリカ健康道場、ポケットタイプの酵素ドリンクを発売 3年間費やし開発に成功

ポケットタイプの「ポケット優光泉 濃縮和漢発酵ドリンク」

酵素飲料のECを展開するエリカ健康道場は6月、ポケットタイプの酵素ドリンク「ポケット優光泉 濃縮和漢発酵ドリンク」を発売した。同商品は、エリカ健康道場の地元である佐賀県産の野菜や漢方素材128種類を凝縮・発酵させた飲料だ。「地元で生産した原料を使いたい」「フードロス対策に貢献したい」という北島昭博社長の強い思いから、3年の期間を経て完成させたという。

同社の新入社員の父親が、農業の傍ら、発酵食品を作っていた。このことが、「濃縮和漢発酵ドリンク」を開発するきっかけになったという。社員の父親は、自ら栽培した野菜などの中で、形が悪かったり大きすぎたりして商品にならないものを活用して、発酵食品を作っていた。北島社長は、このことに強く感銘を受けたのだという。

「酵素飲料を製造するにあたっては、発酵の元となる菌がとても重要になる。自分たちで原料を栽培しているため、フードロス対策にもなる。しかも独自の菌もある。商品化せずにはいられないと考えた」と言う。

エリカ健康道場では当初、ペースト状の発酵食品として商品化しようと考えた。ただ、テストマーケティングの結果、顧客からは、「ドリンクタイプが欲しい」といった声が多く聞かれたという。

エリカ健康道場ではこれまで、酵素ドリンク「優光泉」を主力商品として展開してきた。新たに開発する発酵食品をドリンクタイプにすると、同じ方向性の商品が二つ存在することになり、顧客に分かりづらくなってしまうのではないか懸念したという。

北島昭博社長はそれでも、「佐賀県産の原料を使った商品をずっと作りたかった。他の会社には譲りたくないほど魅力的な商品だった」と話す。
北島社長の地元に対する強い愛情が形となり、商品化に至ったとしている。

同社では4月、550ミリリットル入りの「濃縮和漢発酵ドリンク」を発売した。同6月には、外出先でも気軽に飲めるようにとの思いから、20ミリリットル入りのポケットタイプも発売した。

エリカ健康道場では、「濃縮和漢発酵ドリンク」のPRに、SNSを活用している。インフルエンサーにSNSで使用感やサイズ感をPRしてもらっているという。

7月には、インフルエンサーでモテクリエイターの”ゆうこす”こと菅本裕子が、インスタグラムで、「濃縮和漢発酵ドリンク」のポケットタイプについての投稿を行った。





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