2022.07.14

「ジャパンSDGsアワード」の公募開始 優秀な企業・団体を表彰

政府の持続可能な開発目標(SDGs)推進本部では7月8日、2022年度の「ジャパンSDGsアワード」の公募を開始した。同アワードは今回で第6回目。SDGsの達成に資する、優れた取り組みを行っている企業や団体などを表彰対象としている。応募期間は、7月8日~8月26日。
 
「ジャパンSDGsアワード」は、企業や団体などにおけるSDGsの取り組みを後押しする観点から創設された。
 
第6回となる今回のアワードでは、評価項目として新たに「変革性」「連帯性と行動変容」を加えるという。 SDGsの実現に向けた具体的な行動変容を促すという観点から、追加したとしている。
 
2021年の同アワードでは、健康食品や化粧品の通販・ECを運営するユーグレナが、極めて顕著な功績があったと認められる企業・団体として、「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」を受賞した。
 
バングラデシュにおいて、貧困農家に栽培ノウハウを伝授したり、収穫物を市場価格より高い価格で農家から購入したり、「貧困農家の収入増」「難民への食糧支援」を実現していることが評価されたそうだ。
 
ユーグレナはそもそも、バングラデシュの子どもの栄養問題解決を目指して創業されたという。
 
ECなどの売り上げの一部で、ユーグレナ入りのクッキーを作り、バングラデシュの子どもたちに配布する「ユーグレナGENKI(ゲンキ)プログラム」など、SDGsに貢献する、さまざまな活動を続けてきたとしている。
 
「第6回ジャパンSDGsアワード」の応募の締め切りは、2022年8月26日。応募申請用紙に必要事項を記入し、メールで提出する必要があるという。
 
受賞者の公表は今年12月中旬を予定している。同アワードの表彰式は、12月下旬に実施する予定だという。



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