2022.07.11

スクロール360、首都圏エリアにアパレル特化型物流センターを稼働 アパレル特殊業務にワンストップ対応

スクロールの子会社で、通販ソリューション事業を手がけるスクロール360はこのほど、アパレル物流に特化した「スクロールロジスティクスセンター春日部(SLC春日部)」の稼働を開始した。アパレルECの市場規模拡大による競争激化に伴い、アパレル物流のソリューション機能の強化により、物流での「新たな付加価値」へのニーズに対応を図った。

スクロール360が稼働を開始した「スクロールロジスティクスセンター春日部(SLC春日部)」(埼玉県葛飾郡)は、ファッション・アパレル特化型の物流センター。基本的な物流業務にとどまらず、複雑な在庫管理・季節変動対応・特殊な流通加工など、専門性が高い業務にも対応。アパレル通販の長い歴史をもつスクロールの技術とノウハウにより、アパレル物流におけるすべての業務をワンストップで請け負うことができる。直営店舗・販売委託先向けから、個人向けECまで、アパレル物流で求められる“BtoB & BtoC” 両チャネルへの対応も可能だ。


▲スクロールロジスティクスセンター春日部(SLC春日部)

アパレルECの市場規模拡大による競争激化に伴い、他社との差別化を図るべく、物流での「新たな付加価値」への注目が高まっており、スクロール360にも多くのアパレル事業者から問い合わせが寄せられている。こうした状況の変化を受け、既存のアパレル特化型物流センター「スクロールロジスティクスセンター磐田(SLC磐田/静岡県磐田市)」に加え、「スクロールロジスティクスセンター春日部(SLC春日部)」を開設し、アパレル物流のソリューション機能を強化した。


▲スクロールロジスティクスセンター磐田(SLC磐田)

大消費地である首都圏エリアに拠点を設けたことで、配送リードタイムの短縮やコストダウンにも大きく貢献し、より多くのアパレル事業者にベネフィットを感じてもらえるとしている。

スクロール360は、今後も拡大が予想されるEC・通販市場において、あらゆるクライアントニーズに対応するため、強みである物流サービスのみならず、受注代行、決済代行、EC運営代行、通販システム、越境EC支援などのサービスメニューを追加・拡張するとしている。これにより事業者のさらなる成長へ全方位(360度)で貢献することを目指す考えを示した。




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