2022.06.24

Twitter、Shopifyとの新たなパートナーシップ ソーシャルコマースを手軽に実現するShopifyアプリを米国で提供

Twitterはこのほど、Shopifyとの新たなパートナーシップを締結した。これにより米国内の「Shopify」マーチャントは、「Shopify」のAppStoreからTwitter販売チャネルアプリを入手し、「Twitter」を用いたスピーディーで簡単な商品販売が可能になった。「Twitter」上の販売者と購入者のサポートの強化を図った。

TwitterとShopifyは新たなパートナーシップを締結し、米国内の「Shopify」マーチャント向けに、「Shopify」のAppStoreから入手可能なTwitter販売チャネルアプリの提供を開始した。米国内のすべてのマーチャントが利用できる。


▲Twitter販売チャネルアプリの提供を開始

米国の「Shopify」マーチャントはTwitter販売チャネルアプリを活用することで、数回クリックするだけで、「Twitter」のビジネスアカウントを「Shopify」のダッシュボードと連携し、「Twitter Shopping」の「Shopping Manager」からショッピング機能を管理することができる。「Shopping Manager」へのアクセスに加え、プロフェッショナル向けに開発された他の無料ツールにもアクセスすることが可能だ。

商品データを自動で同期する機能も備えており、15分ごとに「Shopify」の商品カタログと同期するため、「Twitter」で商品情報を手動で更新する必要がない。「Shopify」のカタログが変更されると、「Twitter Shopping Manager」のカタログも自動で変更される。さらに「Shop Spotlight」や「Twitter Shops」を利用して、「Twitter」プロフィールの中心に商品を表示することが可能。Twitterの閲覧者は、いつでも販売者のWebサイトから商品を購入できる。

Twitterでは、「Twitter Shopping」のエコシステムにより、企業が商品を直接的に消費者にアピールし、購買につながるよう、広告プロダクトの開発に取り組んでいる。今回のShopifyとのパートナーシップは、消費者が「Twitter」上で簡単に商品を発見し、購入を検討するその瞬間にあわせて企業がアプローチできるという全く新しい機会を提供するための戦略的な位置づけになるとしている。

今回のパートナーシップについて、Shopify 製品担当ディレクターのAmir Kabbara氏は、「潜在客にリーチすることは、『Shopify』の出品者が成功するために非常に重要です。『Twitter』は商品やサービスについての会話が行われる場所であり、それとコマースの関連性は近年多くの企業にとても重要視されています。Twitterとのパートナーシップ、そしてTwitter販売チャネルの立ち上げにより、販売者はプラットフォーム上で既に交わされている会話を通したカスタマージャーニー合わせてシームレスに販売することができるようになります」と述べた。

2021年、ビジネスに言及するツイートは世界で65億件に上った。Twitterは、今回のパートナーシップにより、すでに企業や商品に関する会話に参加している消費者は、より多くのお気に入りの商品を直接「Twitter」上で閲覧し、購入することができるようになるとしている。

「@TrixieCosmetics」など、Twitter販売チャネルアプリをすでに活用している企業のTwitterにおいて、米国でiPhoneまたはAndroidを利用する人は、プロフィール「Twitter Shop」を見ることができる。

Twitterは、「Twitter Shopping」のエコシステムを強化する上で重要な基盤となる今回のパートナーシップを歓迎しており、今後も「Twitter」上の販売者と購入者のサポートを強化し、グローバルでのサポートを拡大していくとしている。






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