2022.06.13

Hamee、ベンチャー企業と事業を創造 ポストコロナの顧客データプラットフォームの構築目指す

Hamee(ハミィ)は6月10日、神奈川県とeiicon companyが運営する「ビジネスアクセラレーターかながわ」が主催する、コロナ禍により生じた課題の解決、ポストコロナを見据えた新たな事業創出に取り組むプロジェクト「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」に、パートナー企業として参加した。次の成長に向けたコマース領域のDX事業基盤強化を目指し、「ポストコロナのEC事業者を支える顧客データプラットフォームの構築」のテーマのもと、ともに取り組むベンチャー企業の公募を開始した。

神奈川県では、県内に拠点を持つパートナー企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、パートナー企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ」(以下:BAK)を主催。2022年4月時点で343社が参加している。



「BAK」では、企業が抱える課題や実現したいテーマに基づき、パートナー企業等とベンチャー企業のマッチングを行い、事業化に向けた支援「BAK NEW NORMAL PROJECT」を開催。自社のニーズや求める技術やアイデアなどを「BAK」のサイトに掲載し、共創パートナーを見つけたい企業を募集しており、Hameeはこのほど「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」パートナー企業として参加した。「ポストコロナのEC事業者を支える顧客データプラットフォームの構築」の募集テーマで、ともに取り組むベンチャー企業を募集する。

ポストコロナを見据えたEC事業のデジタルマーケティング再構築を目指すHameeは、コロナ禍で小売業界の急速なEC化が進む中で、顧客接点の構築には様々なアプローチが生まれているとし、HameeのEC事業ノウハウを基に顧客データプラットフォームを構築することで、顧客それぞれのニーズに合わせた最適なECサービスの仕組みをつくっていくとしている。

「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」のベンチャー企業募集期間は6月10日から7月11日、参加費は無料。採択されたベンチャー企業に対する神奈川県の支援内容は、開発・実証支援金が最大900万円、コンサルタントとの定期的な打合せによるプロジェクトの進捗管理、メンタリング、プロジェクト実現に向けた連携企業の探索・獲得、実証に向けたフィールド確保・関係機関との調整、県によるモニター募集や広報活動、プレスリリースとなっている。パートナー企業には、Hameeのほか、江ノ島電鉄、小田急電鉄、ツクイホールディングス、テレビ神奈川、マクニカが名を連ねる。

6月14日には、「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」の内容詳細の説明のほか、質疑応答も受け付ける参加ベンチャー企業向けの説明会をオンラインにて実施する。


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