2022.06.06

母の日と父の日に関する調査結果を公開 3年ぶりの「行動制限なし」でギフトのネット購入が減少

Groovは6月3日、情報メディアサイト「母の日.me」と「父の日.jp」において実施した、「母の日・父の日に関するアンケート調査」結果を公開した。行動制限があった2月(母の日前)と、行動制限のない5月(母の日後)の調査を比較し、影響や特徴を読み解いた。母の日を母親と過ごした人、ギフトの購入におけるネット通販の割合から、「脱コロナ禍」の兆しがうかがえる結果となった。

Groovは、母の日に特化した情報メディアサイト「母の日.me」と、父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」を運営。10代~60代の男女を対象に、2022年2月18日~2月25日(計757名)と、5月11日~5月27日(計730名)に母の日に関する調査、2022年2月18日~2月25日(計1258名)と、5月13日~5月27日(計620名)に父の日に関する調査をそれぞれ実施し、このほどその結果を公開した。

まだ行動制限が行われ、「コロナ禍である」という認識が強い状況だった2月と、行動制限が3年ぶりに解除され、自由に外出や買い物を楽しむことができるようになった5月の2回に分けて調査を実施。データを比べることで、こうした環境変化が与えた影響や特徴について読み解いた。

母の日の過ごし方についての問いでは、母親と一緒に過ごした人の割合が、行動制限のあった「2021年の母の日」は26.0%だったのに対し、行動制限がなかった「2022年の母の日」は34.5%と8.5%増加した。






2022年の母の日に、「母親と一緒に過ごした」と回答した人からは、「去年はコロナのこともあり、全員では集まれなかったが今年はマスクをつけながらでも皆で集まって過ごすことが出来た」「コロナでなかなか会えなかったので、今年は一緒に過ごし、ショッピングに行ったり花屋さんに行きお花を選んだり、今までできなかった親孝行をしたいと思って一緒に過ごしました」など、「コロナウイルスの感染状況が落ち着いたから」といった内容のコメントが多く見られた。

母の日のギフトの購入場所を尋ねた問いでは、行動制限のあった2月時点の調査では「インターネット通販で購入予定」とした人が51.8%いたのに対し、行動制限がなくなった5月の調査で「インターネット通販で購入した」と答えた人は35.2%と16.6%減少した。“行動制限”なしのゴールデンウィークにより、コロナ禍でインターネットの利用を予定していた層が、他の方法でギフトを選んだ動きが反映された結果となった。今年の母の日は5月8日とゴールデンウィーク直後になったことも、外出での購入を後押ししたと考えられるとしている。





父の日のギフトの購入場所を尋ねた問いでは、行動制限のあった2月の調査で「インターネット通販」と回答した人は52.%だった。対して、行動制限がなくなった5月の調査で「インターネット通販」と回答した人は47.3%と4.8%減少した。





この結果を受け、行動制限のあった昨年に対し、行動制限なく迎えることになる今年の父の日は購入方法の選択肢が大きく増え、インターネット通販での購入は減少する可能性があるとする一方で、母の日と異なり6月には長期連休がないことから、減少の幅は小さいことが予測されるとしている。



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