2020.04.22

【注目のスタートアップ企業】「NEOTOKYOSTORE」、近未来型ドラレコを半年で1万台販売

菅谷義博社長


実際に、運転中に使っている様子を動画でも紹介。運転時の状況変化を伝えるように、朝と夜での比較や、雨で使用した場合などの説明も加えている。ドライバーが運転中に困るとされる実用的な内容にも触れ、課題解決型の商品として訴求している。

ミラーカムは、従来のドライブレコーダーが単に状況を記録するだけなのに対し、デジタルミラーとリアカメラのセットにより、運転側の死角となりやすい、後方視野を大幅に拡大している点を強調。運転席の後ろに、荷物や乗員がいる場合でも、視界をさえぎらず確認が行える。

使用しているカメラは、ソニーのものを採用。前後車両のナンバーがはっきり記録できる高解像度の強みだけでなく、夜間の運転でも、肉眼より明るく見える暗視性能を実現している。ヘッドアップディスプレイは、あおり運転による問題を受け、需要が一気に拡大しているという。


夜間の運転でも、肉眼より明るく見える暗視性能を実現

ウェブ広告は、インスタグラムを活用しており、他の販促などは行っていないという。菅谷社長による車関連のコミュニティーや、商品を使った人たちが、その友人に見せるなどして認知が広がっているという。「ありがたいことに、口コミによる広がりが、販促や認知拡大につながっている」(同)と話す。

同社はこれまでECモールを通して商品の販売を行っていた。カスタマー対応を強化するため、今後は自社サイトでの販売に注力していくという。現在、それぞれの商品は在庫切れとなっており、5月中には、再販できる予定だ。


「NEOTOKYOSTORE」

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