ストアーズ・ドット・ジェーピーは4月19日、ECサイト構築サービス「STORES(ストアーズ)」において、新型コロナウイルス影響を受け経済的に逼迫するライブハウスを支援するプロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」を開始した。全国100カ所以上のライブハウスが「STORES」を用いてネットショップを開設する。
プロジェクトに参加するライブハウスのネットショップは、クラウドストレージに設置した「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19フォルダ」へのアクセス権QRコードを販売できる。購入者が自身の応援したいライブハウスのショップからアクセス権QRコードを購入すると、その代金が支援金となる仕組みだ。販売しているアクセス権QRコードは、参加するネットショップすべてで共通。販売金額は500円から1万円までの5種類が用意されており、購入者が支援したい金額を選んで購入できる。
サービスの仕組み支援者へのお礼として、アクセス権QRコードでアクセスできる「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19フォルダ」には、プロジェクトに賛同する70組以上のアーティストが無償提供した約70の楽曲が収められている。
プロジェクトの開始に伴い開設した特設サイトでは、ネットショップを開設したライブハウスを一覧化しており、支援したいライブハウスのショップを探すことができる。また集まった支援金額を毎日更新するとしている。
新型コロナウイルスの感染防止に伴う自粛要請が布告され、唯一の収入源であるライブが開催できないというライブハウスの状況を受け発足した「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」は、ロックバンドtoeが発起し、LIVE HOUSE FEVER、CIDER、SIMONEと共に立ち上げたもの。
ライブハウスやアーティストの活動継続につながる経済的支援のために参加を決定したというストアーズ・ドット・ジェイピーは、同プロジェクトのネットショップにおける「STORES」のスタンダードプランの月額利用料を3カ月の間負担する。
「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」特設サイト