2022.05.24

ピアラ、個人が作りたい商品を共創する子会社「P2C」設立 D2Cブランドの開発から販売までサポート

落合祥子取締役

ヘルスケア・ビューティ・食品領域を中心に、さまざまな業界の企業に対してブランディングからLTV向上までのデータを一元管理し、通販DX(マーケティングDX)サービスを展開すピアラはこのほど、D2C・P2Cの企画・販売や、サポート業務を行う子会社P2Cを設立した。

4月21日付けで設立したP2Cは、ピアラの持つ「テクノロジー・コンサル力・データ」を活かした新事業を行う子会社。自らがメーカーとして、個人が作りたい商品を共に創り、販売までを担う場合と、他社が販売を予定する商品の開発や運営のサポートなどの支援のみを行う場合の2パターンを想定しており、商品開発から事業構築、販売などをグループで全般的に支援する。

マーケティングに関してはピアラが担当する。さらにピアラが運営するエンタメプラットフォームや、クリエイター育成支援事務所で活躍するクリエイターなどによる商品開発や事業構築サポートなどエンタメ事業と連動することで、グループ全体のスケールアップに努めていく考え。



P2Cの設立時取締役の1人には、新卒入社から5年目の落合祥子氏が就任。ピアラグループとして最短期間での就任となる女性取締役が誕生した。

落合氏はP2Cの設立について、「当社がこれまでマーケティング支援を行ってきたヘルスケア・ビューティ及び食品市場において、日々多くの商品が生まれております。このような移りやすい流行の中で、特定の商品を手に取ってもらい、長く愛用してもらうためには、消費者にとってあらゆる価値のある“本物の商品”である必要があると考えています。このためには、消費者のインサイトをしっかりと捉えた、愛されるブランドを作っていくことが重要だと考えています」と話す。

さらに「P2Cでは、ピアラで得た800社以上のマーケティング支援におけるノウハウや独自の悩みデータをもとに、商品企画をはじめ、商品開発、事業計画、サイト・システム構築、運営及び販売サポートなど、事業の構築に関わる全てをサポートいたします。また今後は、容器やパッケージをリサイクル可能なものにしたり、配送時に簡易包装を採用するなど、さまざまな視点から積極的にSDGsに取り組み、環境や資源に配慮していく考えです。今回の就任を通じて、お客様に愛されるブランド作り、そして会社及び事業の成長に全力で取り組んでまいります」と意気込みを語る。



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