2022.05.15

物流支援のホンダロジコム、きくらげのECサイトを運営 生産量を毎年拡大、楽天でも販売

きくらげを通じて地域とのコミュニケーションを図っている

物流関連の支援事業などを展開するホンダロジコムは2017年、障害者雇用の一環として、きくらげの栽培事業を開始した。2019年からは、楽天市場での販売を開始。きくらげやきくらげの加工品など、幅広い商品を販売している。

ECサイト「春日井ファームきくらげ販売店」の開設当初は、生と乾燥のきくらげを販売していた。現在では、きくらげを使用した、みそ汁やこんにゃく、スイーツなど、幅広い商品を販売している。「生産環境の改善を続けており、生産量は毎年10%ほど増えている」(担当者)と話す。

さらに効率性を高めるため、コンテナを活用した実験施設も作っているという。「海上コンテナの中で実験的に栽培している。温度や湿度を管理し、最適な栽培環境のデータをとっている」(担当者)と話す。

ECサイトの運営は自社で行っている。「今までの業務とECとでは畑が全く違う。苦労も多かった。不慣れながら日々運営していく中で、年々売り上げが上がってきている」(同)と話す。

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