JALは5月11日、楽天グループ(楽天)と提携し、JALマイレージバンク会員向けに、JALのマイルと楽天が提供する共通ポイントサービス「楽天ポイント」との相互交換開始した。国内最大級のポイントサービスとの提携により、マイルの活用シーンの拡大を図った。
JALはこのほど、JALのマイルと、楽天が提供する「楽天ポイント」との相互交換を開始した。「楽天ポイント」は累計2.5兆ポイント発行する国内最大級のポイントで、ECや金融、通信などの楽天のサービス、および提携加盟店など、日常生活におけるさまざまなシーンで貯め、利用できるポイントプログラム。今回の提携により、「楽天ポイント」をJALのマイルに交換して特典航空券を利用する、JALのマイルを「楽天ポイント」に交換して「楽天市場」で商品を購入するなど、JALマイレージバンク会員の「マイルをためる」「マイルをつかう」選択肢が大きく広がった。
「楽天ポイント」からJALのマイルへの交換レートは、2ポイントが1マイル。50ポイント以上から2ポイント単位で交換でき、交換上限は月に2万ポイントとなる。一方、JALのマイルから「楽天ポイント」への交換レートは、3000から9000マイルの場合は1マイルが0.5ポイント(1000マイル単位で交換可能)。1万マイル以上の場合は1マイルが0.8ポイント(1万マイル単位で交換可能)となる。交換の上限はないが、事前にJALマイレージバンクお得意様番号と、楽天会員との紐付登録が必要だ。
JALは、「JALマイルライフ構想」をさらに一歩進めるべく、「JAL Wellness & Travel」「JAL住宅ローン」「JALでんき」といった新たなサービスを提供してきた。今回の楽天との提携はその一環となり、JALと楽天のタッグで生まれた、日常と非日常をつなぐポイント相互交換サービスを新たに提供する。
JALは、今後も「JALマイルライフ構想」を推進することで、「マイルとともに、毎日の暮らしと人生をもっと豊かに」することを目指していくとしている。