2022.05.13

博報堂、FOOD&COMPANYの共同運営ECサイトを刷新 会員制リワードプログラムを導入、コミュニティを拡大

博報堂は5月10日、広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」において、FOOD&COMPANYと共同で運営する「サステナブルな食と暮らし」がテーマのコミュニティ型ECサイトを「FOOD&COMPANY Neighbors」としてリニューアルオープンした。ポイントが貯まる会員制の「リワードプログラム」を導入し、日々の買い物が楽しくなる仕組みを提供。商品のセレクトやコンテンツの世界観に共感するコミュニティの輪の拡大を目指す。

博報堂の「ミライの事業室」と、オーガニックグローサリーストアを展開するFOOD&COMPANYは、「サステナブルな食と暮らし」をテーマに、生産者と生活者をつなぎ、セレクトされた商品を会員制にて販売するコミュニティ型ECサイト「FAVOUR MARKET」を2021年12月に開設。このほどリニューアルを実施し、「FOOD&COMPANY Neighbors」としてリニューアルオープンした。



今回のリニューアルでは、ユーザーから寄せられたフィードバックをもとに刷新を図り、買い物でポイントが貯まる会員への「リワードプログラム」の導入などを行った。

「リワードプログラム」は、買い物でポイントが貯まる「ポイント還元」サービスとなり、貯めたポイントは、1ポイント=1円換算で利用できる。過去の買い物額でポイント還元率や特典が変わる「会員ランク」も導入し、日々の買い物が楽しくなる仕組みを提供する。さらに今後は、サステナブルな食や暮らしに関する「限定コンテツ」やイベント招待などの特典なども用意する。

コンテンツでは、旬を楽しむレシピに加え、インタビュー記事や様々な企画を通して作り手やブランドのフィロソフィー、食や暮らしにまつわる学びや出会いを継続して届ける。さらに今後は、「サステナブルな食と暮らしの学び」「食の生産者や専門家のインタビュー」「日常で楽しく調理できるレシピ集」などのコンテンツを音声、動画も使い展開していく予定としている。

FOOD&COMPANYセレクトによる幅広い食材のラインナップの充実も推進し、「FOOD&COMPANY Neighbors」としてさらになるパワーアップを図るとしている。

新名称の「FOOD&COMPANY Neighbors」には、これまでFOOD&COMPANYが実店舗において地域のコミュニティを大事にしてきたカルチャーを活かし、オンラインでも実際の「Neighbors(ご近所さん/仲間)」のように親しみを感じてもらえるようにとの想いが込められている。会員向けのセレクト食品の販売を軸に、社会で求められる食と暮らしの学びや発見を様々な角度から発信し、生活者がリアル店舗とECサイトを行き来することで生まれる新たな発見や価値を模索していくとしている。


▲FOOD&COMPANYの店舗

「サステナブルな食と暮らしを、身近なオプションに。」というビジョンのもと、FOOD&COMPANYが独自に培って来たセレクト食品リテール事業の強みと、博報堂強みであるのコミュニケーション力を融合させることにより、更なる事業検証を継続。「FOOD&COMPANY Neighbors」の提供価値やFOOD&COMPANYがセレクトする商品、生産者と生活者をつなぐコンテンツの世界観に共感するコミュニティの輪の拡大を目指す考えを示した。

博報堂ミライの事業室は、今後も“チーム企業型事業創造”の方針のもと、産業の枠を超えた企業など多様なパートナーと連携し、未来の新しい生活、社会の創造に取り組んでいくとした。



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