2020.04.17

【押さえておきたい!ECトレンドワード】「オーケストレーション」

前回、解説した「コンテナ技術」は大変便利な技術で、比較的簡便に環境を構築することができる一方、同じサーバー上でコンテナ数が増えてしまうと、手動での管理も大変です。

そこで、いくつものコンテナを同時に運用管理するために、「オーケストレーション」と呼ばれるコンテナ管理ツールを活用します。

「オーケストレーション」を活用することで、コンテナ化されたアプリケーションの監視や運用管理を自動化し、正確かつ迅速に最適化を行うことができます。コンテナがダウンした時のリカバリや、急激な負荷がかかった場合にもコンテナ数の調整が自動化でき、システムが継続して稼働できる仕組みとリソースの効率化を実現します。

そして、「マイクロサービスアーキテクチャ」「コンテナ技術」「オーケストレーション」の3つの技術を活かすことで、クラウドネイティブが活用でき、変化の早いEC業界においてビジネスを成長させていくためのトレンドやマーケットニーズに迅速に対応できるシステムを適えることができるのです。


<コンテンツ制作協力>
株式会社コマースニジュウイチ
取締役 CTO 村松史朗

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