2022.05.07

母の日情報サイト「母の日.me」、母の日ギフトについて調査 ネット通販での購入割合が3年連続で上昇

Groovは5月2日、母の日に特化した情報メディアサイト「母の日.me」において実施した「母の日に関するアンケート調査」の結果を公開した。母の日ギフトのインターネット通販での購入割合が3年連続で上昇し、2022年は初めて過半数超えしたことなどがわかった。

「母の日.me」は、母の日についての様々な情報を発信するメディアサイト。人気の母の日ギフトがわかる300以上のギフトランキングなど、プレゼント選びに役立つ情報も提供している。

このほど、全国の10代~70代の男女(計757名)を対象に実施した「母の日に関するアンケート調査」の結果を公開した。調査の実施日は2月18日から2月25日。「母の日.me」では、2020年、2021年、2022年と3年連続で同調査を実施。同じ内容のアンケート・質問を行うことにより、どのような変化が起きたかを調査する定点調査も行っており、3年分のデータの比較による2022年の母の日商戦の特徴や動きをまとめている。

2020年・2021年・2022年の母の日は、「コロナ禍」という共通の状況下で迎えることとなった。しかし昨年までと比べて2022年は、行動制限が3年ぶりに解除され、自由に買い物を楽しむことができるようになった。こうした環境変化が母の日ギフト商戦に与える影響について、母の日のギフトの購入場所の変化から特徴を読み解いた。

【2022年の調査結果】


母の日ギフトの購入場所を尋ねた設問において、もっとも多くの回答を得たのは「インターネット通販」という結果だった。2020年に30.4%、2021年は48.0%、2022年は51.8%と、新型コロナウィルスによる外出自粛が広まった2020年から3年連続で増加。2022年は、“行動制限なし”のゴールデンウイークになったにもかかわらず、インターネット通販での購入が前年を上回り、51.8%と過半数を超える結果となった。2020年、及び2021年に母の日ギフトをインターネット通販で購入するという「便利体験」をしたユーザーが、そのまま2022年にもインターネットを活用して母の日ギフトを選ぶようになったことが大きな要因と考えられるとした。

【2021年の調査結果】


インターネット通販の購入割合が増えた半面、百貨店・デパートでの購入は減少傾向にあることがわかった。2022年の百貨店・デパートでの購入は15.1%と、前年の21.8%から6.7%の減少、2020年の24.2%からは9.1%の減少となった。これには複数の要因が考えられるとし、近年、百貨店・デパートが力を注いでいる「EC」への移行が順調に進んでいる成果とも言えるとした。百貨店・デパートは相次いで、インターネットでのギフト商戦に参入している。積極的なプロモーションが功を奏し、今ではインターネット通販での主要な購入先となっており、今後もこの傾向は続くと見られるとの見解を示した。

【2020年の調査結果】


一方、花屋は、2021年の7.4%から、2022年は8.6%と1.2%と増加した。雑貨店・セレクトショップも花屋同様前年に比べて1.0%の増加になった。このことから、行動制限が解除されたものの、遠くまでの買い物は控え、近くの花屋や雑貨店で実際に商品を手に取って久々の買い物を楽しみたいという傾向が見られるとした。

同調査の結果は、「母の日.me」にて公開している。




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