2020.04.18

流行語を着る

「ロックダウン」や「リモートワーク」など、ここ数カ月で多くの言葉が急速に浸透しました。新語の誕生は大歓迎ですが、今年の流行語は現状「コロナ禍」関連一色。なんとも複雑な心境です。

流行語の熱を知る一つの目安として、私は「ClubT」というECプラットフォームを利用しています。ここの最大の特徴は、個人が投稿したデザインをTシャツやトレーナー、マグカップなどに印刷して販売しているというところ。売り上げの一部がデザイン投稿者に還元されるという仕組みです。サイト内販売商品は約8500万種類というマンモスサイトです。

話題性のあるデザインが、検索されやすく販売につながるからか、新語ができた際には必ずと言っていいほど「時事ネタTシャツ」が投稿されています。昨年の4月は「令和」をモチーフにしたデザイン一色でした。

試しに、ロゴにしやすそうな「stay home」というワードで検索してみたら、たくさんのデザインが出てきました。どれも家で過ごすにはピッタリのデザインです。あえて外出時に着用し、周囲にアピールするのも乙かもしれません。「オンライン飲み会」で見せたら大ウケでしょうね。仕事上のウェブ会議で着るには少し勇気がいるかもしれません。

pizza
個人的にはこのデザインがお気に入りです

私が「ClubT」を利用する理由の一つに、投稿されるデザインを通じ、たくさんの個人クリエーターの創意工夫に触れられるという点があります。話題性ある言葉が日々誕生していく現状は、彼らにとって絶好の腕の見せどころであり、思わぬ商機なのかもしれません。

活動が制限される今だからこそ、気持ちが沈みきらないよう、こうした作品から遊び心を吸収していきたいなと思いました。


「ClubT」

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