2022.04.26

マクアケ、「外部有識者会議」を設立 社会とともに進化するプラットフォーム目指す

応援購入サービス「Makuake」を運営するマクアケは4月22日、社外の重要な関係者であるサポーターや実行者、さらにプラットフォーム運営に専門的な知見を有する各界の専門家から構成する「外部有識者会議」を設立した。社外の関係者と連携し、社会とともに進化するプラットフォームの実現を目指す。

マクアケは、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げ、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営。このほど、定期的に社外からの意見を集め議論しサービス運営に反映することで、今後もより社会環境に即した健全かつ価値のあるプラットフォーム運営を目指すことを目的に、「外部有識者会議」を設立した。「Makuake」においてプロジェクトの挑戦をする実行者、応援購入をするサポーターの他、ものづくり・SDGs・経済など幅広い領域から参加する有識者で組織する。



有識者には、ファッション・ジャーナリスト、日本エシカル推進協議会副会長の生駒 芳子氏、iU 情報経営イノベーション専門職大学教授、江端浩人事務所代表の江端浩人氏、情報科学芸術大学院大学「IAMAS」教授の小林茂氏、ロフトワーク共同創業者の林千晶氏、日高国際特許事務所 所長/弁理士、 京都工芸繊維大学理事・大学院特任教授の日高一樹氏が名を連ねる。実行者とサポーターの会議参加者は、議論のテーマに合わせて募集を行とし、会議参加者や議論テーマは決定次第、会議参加者とも相談の上、随時公表することを想定している。

同会議では、マクアケの考える「アタラシイ」や「応援購入」について方針を示した「Makuake基本方針」をベースにした具体的な施策の検討の他、取り扱う様々なジャンルに特化した専門的な課題等の議論を予定。第1回目の会議は、2022年6月に実施予定で、会議の成果は適宜公表予定となっている。

「Makuake」は、2013年8月のサービス開始以降、2万2000件以上のプロジェクトを開始。累計500億円以上の応援購入総額を集め、サービス規模を拡大してきた。特に2020年のコロナ禍以降、オンライン上の新商品デビューの場としての注目が急速に高まり、プロジェクトの開始件数は新型コロナウイルス感染症の流行以前と比較して約2.7倍に拡大した。急拡大を遂げる中、社外の関係者や専門家の意見や想い、さらに同社への期待を積極的に取り入れることで、より社会にとって存在価値の高いプラットフォームとして進化すべく、「外部有識者会議」の設立に至ったとしている。

今後もより多くの実行者の挑戦の誕生、サポーターの応援購入の拡大に向け、社外の関係者とも連携し、ビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」に努めていく考えを示した。




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