2022.04.22

ヤプリ、アプリを自作できる新プラン「Yappli Lite」を提供 中小事業者のアプリ展開を支援

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を運営するヤプリは4月21日、利用者自身がアプリ制作を行うセルフサーブ型の新プラン「Yappli Lite(ヤプリ ライト)」の提供を開始した。初期費用無料・月額3万9800円で、あらゆる業種に対応したスマホアプリの制作が可能な同プランにより、個店や個人事業主などのスモールビジネスの成長をサポートする

ヤプリはこのほど、スモールビジネスの成長をサポートを目的とした新プラン「Yappli Lite」の提供を開始した。利用者が自身でWebサイトからアカウントを作成、アプリ制作を行うセルサーブ型のサービスで、トライアルから購入・本番公開までのすべてをオンライン上で行うことができる。個店や個人事業主などスモールビジネスの運営者を対象に、厳選した機能をシンプルにパッケージングしており、初期費用無料・月額3万9800円で利用可能。自身でアプリを製作することで、初期費用やランニングコストを抑えながら、アプリを運用することができる。

「Yappli Lite」では、飲食店・カフェ、美容・エステ、ショップ・専門店、趣味・スポーツをはじめ、ファッション、塾・スクール、業種を問わない汎用的なものなど幅広い業種に対応したテンプレートを提供しており、利用者は①アプリのテンプレートを選ぶ、②アプリの内容を編集、③ストアにアプリを申請のステップでアプリを公開することが可能。アプリの”プロ”が開発したテンプレートは、各業種の特性に合わせて選定された機能とベースとなるデザインを使用することでき、これまでアプリを制作したことがない人でも負荷なくスタートすることができる。


▲「Yappli Lite」の活用方法

「Yappli」の特長である、直感的な操作で更新作業ができるノーコードの管理画面を「Yappli Lite」でも提供しており、ドラッグ&ドロップでテキストや画像をかんたんに入力し、自分たちのビジネスに合わせたアプリを制作できる。公開後は、SNSやブログに投稿する感覚で気軽にアプリの更新が可能だ。

アプリの公開に必要なアプリストア(App Store(iOS)/Google Play(Android))へのストア申請もヤプリが支援する。アプリ公開の専門知識がない人でも、アプリを公開してユーザーに届けることができる。

集客や情報発信において高いリーチを実現し、売上に直結するアプリの人気機能プッシュ配信にも対応。いつでも送りたい時に、配信頻度を気にすることなく、メッセージを送付することができるとし、告知などによる情報発信、キャンペーン告知やクーポン配信などによる来店促進、アプリによるオンラインストアのスマホ最適化などの活用を提案する。

アプリの開発・運用・分析をノーコードで提供するアプリプラットフォーム「Yappli」は、現在600社以上の企業に導入され、幅広い業界の課題解決に用いられている。開発したアプリの累計ダウンロード数は1億ダウンロードを突破し、生活者の日常に広くアプリが浸透していることがわかる。

デジタルでの顧客接点を確保し、エンゲージメントを強化する手段として、アプリ開発についての問い合わせがヤプリにも多数寄せられており、なかでも近年増えているのが、スモールビジネス運営者からの相談であるとした。地元密着型のカフェや、複数店舗を展開する美容院、こだわりのアイテムをセレクトしたオンラインストア、地域振興を目指すローカルメディアなど、業種・業態はさまざまながら、「本当はリピーター向けの施策も行いたいが、新規集客だけで手一杯」「予算や人手が限られているので、アプリの運用にそこまでコストやリソースを割けない」「もちろん、社内のスタッフにITに詳しいエンジニアなんていない」などの共通した課題が見えてきたとしている。

こうした状況を受けヤプリでは、このようなスモールビジネスを運営している人に向けた新プラン「Yappli Lite」の提供に至ったとしている。



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