【化粧品ECトレンド予測＜男性向け化粧品 編＞】UV、頭皮、サウナ後など夏のケアで需要増

【ミルズインターナショナル】人気香水の夏の最新作 5月上旬から予約開始

香水ECのミルズインターナショナルは、男性顧客から人気の高い香水の最新作となる「ライジングウェーブ ゼロ リブート」を7月3日に発売する。オフシーンに適した香りで、夏向けの需要を見込む。先行予約は5月上旬から受け付ける。

既存の香水は「ライジングウェーブ ゼロ エクスタシー」。いわゆる「モテ香水」として、これまでに累計で約4万2000本を販売してきた。


▲「ライジングウェーブ ゼロ リブート」のキービジュアル

最新作は、顧客のニーズや嗜好（しこう）を踏まえて、ボトルのデザインまで高いクオリティーを追求した。異性を引き付けるような香りで、ゼラニウムがベース。シトラス、ハーブの一種であるベチバーなども加えている。男性向けの香水の香りは、ウッディ系とシトラス系の大きく2つに分けられるが、最新作は、どちらでもない「フゼア」系に分類される。


▲従来以上にセクシーな香りを追求した「ライジングウェーブ ゼロ リブート」

最新作の販売数は、「ライジングウェーブ ゼロ エクスタシー」と同等か、それ以上を目指す。初回の販売数は5000本。価格は税込3980円で、内容量は100ミリリットルとする。

このほか、夏向けに需要が高まる香水はデオドラント系。コロナ禍で外出時でも家の中でも香水を楽しむ人が増えているといい、こうした傾向はますます香水ECにとって追い風になるとみている。