2022.04.09

台湾食品専門のECサイト「Hojia Market」、現地のロングセラー商品「統一麺」などが人気

船窪行人社長

台湾食品の輸入卸を行うotomapは2021年2月から、台湾食品専門のECサイト「Hojia Market」を運営している。まぜそばなどのインスタント麺やカップ麺が人気で、100円台の商品から400円台のものまで取り扱っている。

現地で最も売れている台湾ヌードルは、「統一(トウイツ)」という現地メーカーが製造する「統一麺(トウイツメン、肉そぼろ風味、税込190円)」。1971年に販売を開始してからロングセラーを続ける。

カップ麺は、大きな牛肉が入っており、税込価格は480円。肉の入ったパウチでふたを押さえ、温めてから中に入れて食べる。オリジナルと辛口の2種類を販売している。

お菓子では「IーMEI(イーメイ)」の「ミルクパフ」(税込300円)が人気だ。リトアニアが台湾にコロナワクチンを寄贈した際に、お礼として政府が送った商品としても知られる。「チョコパフ」と「ストロベリーパフ」もある。

現在、約200品目の商品を取り扱う。サイトでは現地メーカーの企業理念なども紹介している。台湾での食べ方やレシピも発信していくという。

日本に進出したいという台湾の大手企業が増えており、「台湾糖業公司(たいわんとうぎょうこうし)」もそのひとつだ。製糖を行ってきた企業で、バイオテックなどの技術を駆使し、健康食品を製造している。日本での販売を希望しており、船窪社長が直接対応している。

船窪社長は台湾人の妻がおり、コロナで台湾に帰れなくなったことがきっかけで、ECサイトを開設した。日本に住む多くの台湾人に母国の味を届けるとともに、日本人に向けて、商品だけでなく、台湾の文化や魅力も発信していきたいと意気込んでいる。


「Hojia Market」
https://hojiamarket.com/



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