2022.04.04

「Rakuten Fashion」、OMO施策を開始 参加ブランドの実店舗で買い物が「SPU」の対象に

楽天グループ(楽天)は4月1日、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」において、対象の116店舗での買い物において、ポイント倍率がアップするプログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象となるOMO(Online Merges with Offline)施策「Rakuten Fashion OMOサービス」の提供を開始した。商品ページから実店舗における在庫状況を確認できるサービスも提供する。OMO機能を強化し、参加ブランドのネットとリアルにおける購入を促す。

「Rakuten Fashion OMOサービス」では、ユーザーが対象のブランドショップの商品ページで来店登録をすると、対象の商業施設に出店する直営店舗や路面店舗のおける買い物が「SPU」の対象になる。ユーザーは共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」や「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、通常の「楽天ポイントカード」で進呈されるポイントに加え、「楽天市場」や「Rakuten Fashion」でのお買い物時と同様、購入金額と楽天グループのサービスの利用状況に応じて、「楽天ポイント」を多く貯めることができる。

対象ブランドは、ジュンが運営する「ADAM ET ROPE’(アダムエロペ)」、「SALON adam et rope’(サロン アダム エ ロペ)」、「ROPÉ(ロペ)」、「ROPE’ PICNIC(ロペピクニック)」、「bonjour records(ボンジュールレコード)」、「JUN&ROPE(ジュン&ロペ)」、「JUNRed(ジュンレッド)」、「NERGY(ナージー)」、「Saturdays NYC(サタデーズ ニューヨークシティ)」、「ViS(ビス)」、ユナイテッドアローズが運営する「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」、「BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ)」、「UNITED ARROWS green label relaxing(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング)」、「Odette e Odile(オデット エ オディール)」の14ブランド(2022年4月1日時点)。対象のブランドショップは順次拡大する予定。



対象のブランドショップは、今回のOMO施策を通じて、「楽天市場」や「Rakuten Fashion」のユーザーを実店舗に送客し、実店舗での試着やコーディネートの提案などの接客を通じて、顧客満足度の向上や売り上げの拡大に働きかけることが可能になる。

楽天は今後、オンラインおよびオフラインで得られたマーケティングデータの利活用による、各ブランドショップの企画や販促活動支援も検討する。



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