2022.03.24

クラダシ、商工中金と業務提携 廃棄予定食品の販路提供

廃棄予定商品(食品ロス)専門のECサイトを運営するクラダシは3月18日、商工組合中央金庫(商工中金)と業務提携を締結した。商工中金の取引先食品メーカーに対し、食品ロスをクラダシで販売できるようにする。コロナ禍で食品ロスの販路確保に悩むメーカーを支援する。
 
業務提携の内容は、商工中金の取引先企業における食品ロスの削減を目指すというもの。クラダシによると「商工中金は公的な金融機関。同時にSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む企業を支援している。それで今回、食品ロス専門のECを運営する当社に声が掛かった」(河村晃平取締役)と話す。
 
商工中金の取引先企業は、食品ロスをクラダシのチャネルで販売できる。クラダシは、当該食品ロスを買い取り、自社サイトで販売、収益につなげる。
 
「今回の提携で、商品数を3000種類まで増やせるとみている。商品数の拡充が新規顧客獲得にもつながるはず」(同)と話す。



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