2022.03.23

菓子のサブスク提供のICHIGO、横浜信用金庫と業務提携 菓子メーカーの販路拡大を支援

横浜信用金庫ソリューション支援部 部長 泉地晃宏氏(左)とICHIGO 代表取締役CEO 近本あゆみ氏(右)

ICHIGOは3月23日、横浜信用金庫と「顧客紹介に関する業務提携契約」を締結した。コロナ禍で客足が遠のき経営難に陥っている食品メーカー等に向けて販路拡大の機会を創造し、経営課題解決を支援する。同社が国内の金融機関と業務提携するのは、今回が初の試みとなる。本契約締結を記念し、日本のニークで洗練された食文化、小さな菓子メーカーの魅力を海外に伝えることをミッションとしたボックス「Sakuraco」7月号(2022年6月発売)を「横浜BOX」として発売する。

日本の食文化・菓子メーカーの魅力を海外に伝えることをコンセプトに掲げるボックス「Sakuraco」を販売するICHIGOは、横浜信用金庫と、顧客の利便性向上と両社の相互の発展を図ることを目的とした「顧客紹介に関する業務提携契約」を締結した。本提携において、横浜信用金庫はICHIGOに対して顧客を紹介する。一方、ICHIGOは紹介された顧客に対してビジネスマッチングの機会の提供等を行うとし、食品メーカー等に向けて販路拡大の機会を創造することで、経営課題の解決をサポートする。



ICHIGOの主力サービスである「Sakuraco」は、日本の伝統的なお菓子をオリジナルボックスいっぱいに詰めて定期便で届ける定期購入サービス。日本のユニークで洗練された食文化をスナックやスイーツという親しみやすい媒体を通して世界に広めること、小さなお菓子メーカーの魅力を海外に伝えることをミッションとし、2021年2月より販売開した。京都や沖縄、北海道など外国人から人気のエリアを中心に、地方で歴史を築き上げてきた老舗和菓子メーカーの商品を取り扱っており、2022年2月現在、日本全国でおよそ50店舗の和菓子屋と連携、毎月の出荷数は1万個をこえている。

本契約締結を記念し、6月に発売する「Sakuraco」7月号は、「横浜」にフォーカス。ビジネスマッチング企画「横浜BOX」として参加商品を募集(エントリー期限は3月31日)し、横浜信用金庫取引先の販路拡大機会を創出する。



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