2022.01.21

BtoB向け後払い決済「GMO掛け払い」、アパレル向けクラウド販売管理システム「One'sCloset」と連携

GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイの連結会社であるGMOペイメントサービスは1月17日、BtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」において、フレイトリンクスジャパンが提供するアパレル業界向けクラウド販売管理システム「One’sCloset」と連携を開始した。これにより売り手企業は、「One’sCloset」のオンライン卸売り(BtoB EC)機能「オンラインオーダー」を通じた取引において、決済手段として「GMO掛け払い」の利用が可能となる。アパレル業界のオンライン卸取引における業務効率化・DXを支援する。

GMOペイメントサービスの「GMO掛け払い」は、法人・個人事業主にかかわらず定期的に利用のあるルート営業の取引先や、サブスクリプション型サービスを利用の顧客など、オンライン・オフラインを問わず全てのBtoB取引で利用可能な後払い決済サービス。与信審査・請求書発行・入金管理・未入金時の督促といった業務をGMOペイメントサービスが代行するため、事業者は請求関連業務の効率化を図ることができる。取引先の支払い状況にかかわらず、代金の未回収リスクはGMOペイメントサービスが負担し、ひと月分の取引の売掛金を所定日にする。

日本国内のBtoB取引における支払いは、商品やサービスの納品・提供後に請求書を送付し、決められた期日までに支払われる「掛け払い」が一般的だが、売り手企業には、「与信判断から請求書発行、入金管理、未入金時の督促などの作業が取引先ごとに発生する」「売掛金の回収が遅れる、もしくはできない可能性がある」といった業務負担や売掛金の回収リスクが生じており、こうした課題の解決を目的に、2020年11月より「GMO掛け払い」の提供を開始した。

一方、フレイトリンクスジャパンの提供する「One’sCloset」は、アパレル業界の商習慣に沿った豊富な機能をワンパッケージで取り揃えるクラウド販売管理システム。「簡単操作」「シンプルなデザイン」「高機能で低価格」の特徴を生かし、提供以降拡大を続けている。このほど両社は、アパレル業界の卸取引の利便性をより向上するべく、「GMO掛け払い」と「One’sCloset」の連携を開始した。

これにより「One’sCloset」の「オンラインオーダー」機能を通じたオンライン卸売り(BtoB EC)において、決済手段として「GMO掛け払い」を利用することが可能となった。「GMO掛け払い」にはリアルタイムでの与信審査が実装されているため、売り手企業は、買い手企業を待たせることなくスムーズな決済で離脱を防ぐことができる。また、今回の連携では、与信結果確認・請求書発行依頼など「GMO掛け払い」に関する対応が「One’sCloset」の管理画面上で完結し、売り手企業の手間を軽減している。

GMOペイメントサービスは今後も、多様な業種・業界におけるBtoB事業者が請求関連業務の効率化やDXを実現できるよう、ECカート・EC構築ツール・クラウドサービスなど関連パートナーとの連携を推進していくとしている。



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