2020.04.08

佐川グローバルロジスティクス、通販向けに最新機器を従量課金で提供

次世代型物流センター「Xフロンティア」

SGホールディングスグループで国内ロジスティクス事業を手掛ける佐川グローバルロジスティクスは4月1日、自動搬送ロボットなどの最新機器を従量課金で利用できる通販事業者向けのサービスを開始した。東京都江東区新砂に竣工した国内最大級の次世代型物流センター「Xフロンティア」で提供する。

先進的な物流ロボティクスを導入した機械設備やスペースを従量課金で利用できる、「シームレスECプラットフォーム」の提供を始めた。通販事業者からの委託業務を、マテハン機器の初期投資やスペースなどの固定費をかけずに提供する。

「Xフロンティア」の階下には、佐川急便の中継センターが開設する予定。開設後は配送リードタイムの短縮や集荷締め切り時間の短縮が見込まれる。

「シームレスECプラットフォーム」を起点として、グループの国内外をつなぐ物流網を活用したサービスの拡張も可能になる。


「シームレスECプラットフォーム」に導入するマテハン機器


輸出入や通関業務を担うSGHグローバル・ジャパンと連携。国内配送・通関から海外でのラストワンマイル配送まで、ワンストップで越境ECビジネスをサポートする。

次世代型物流センター「Xフロンティア」は、SGホールディングスが1月31日に竣工した。敷地面積7万3216平方メートル、延床面積は17万1029平方メートルで鉄骨造り7階建ての規模となる。投資額は840億円。

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