2022.01.14

Amazon、日本初となる入国者向けロッカーを羽田空港に設置 入国直後の隔離要請者へ商品配送

Amazonは1月13日、羽田空港第3ターミナルに「Amazonロッカー」を設置し、サービスを開始した。これにより、海外から入国し、宿泊施設での隔離を要請される人が、「Amazon.co.jp」で注文した商品を入国時に受け取ることが可能となった。

「Amazonロッカー」は、Amazonで注文した商品をセルフサービスで受け取ることができるサービスで、コンビニエンスストアや駅、スーパーなど、ユーザーが日常的に利用する場所に設置された「Amazonロッカー」で商品を受け取ることができる。このほど日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルとのパートナーシップのもと、羽田空港第3ターミナルに設置し、サービスを開始した。

羽田空港第3ターミナルに設置した「Amazonロッカー」で商品の受け取りを希望するユーザーは、「Amazon.co.jp」より商品を注文し、受取先を空港内のロッカーに設定する。ロッカーへの配達が完了すると、ユーザーに受け取り準備完了の通知メールが送信される。空港到着後、通知メールの「ピックアップを開始」から手続きを進めると、ロッカーを遠隔で開け、商品を受け取ることができる。

現在、海外から日本に入国する場合、日本政府が定める規定による予防措置として、日本国の指定する国・地域からの来訪者に対し、宿泊施設で待機する等の隔離措置が講じられている。今回の羽田空港への「Amazonロッカー」設置は、日本に入国し、検疫所が確保する施設で待機予定の人々に、施設に向かう前にAmazonで注文した商品を非接触のかたちで届けることを目標としている。

羽田空港への設置にあたり、アマゾンジャパン アマゾンロジスティクス 事業本部長のアヴァニシュ・ ナライン・シング氏は、「日本全国、数千カ所に『Amazonロッカー』を設置し、お客様に便利で安全かつシームレスな受け取り体験を提供しています。羽田空港にロッカーを3台設置することで、入国者は隔離期間前に注文した物資を便利に受け取ることができるようになります。今後も、『Amazonロッカー』のネットワークを日本全国に拡大し、お客様に迅速かつシンプルで安全な商品の受け取り方法を提供していく中で、より多くの企業と協働できることを楽しみにしています」とコメントした。



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