2022.01.14

【「Bカート」導入事例】からあげ専門店「鶏笑」、受発注業務の負担減に貢献

NIS 古川裕樹部長

NISは、全国に約300店舗の規模で、からあげ専門店「鶏笑」をフランチャイズチェーン(FC)展開している。大手企業とのコラボレーション商品を開発しているほか、からあげグランプリで「最高金賞」を2部門受賞、10年連続で金賞を受賞するなど、年々人気を高めている。

創業当初はリサイクル事業や不動産事業を手掛けて、2010年に「鶏笑」のFC本部を立ち上げた。第1号店を埼玉県さいたま市内にオープンし、現在は浦和に移転して新規加盟店のオーナー向けの研修施設としても活用している。

「鶏笑」は、マスメディアなどに多く取り上げられ、ここ数年で加盟店舗が急増している。折からの中食ブームのほか、自宅で揚げ物をすることを負担に感じていた人の需要を捉えた。コロナ禍でテークアウトの利用が増えたことで、さらに広がりをみせているという。


▲からあげ専門店「鶏笑」のトップページ

新規加盟店の約8割が個人で、脱サラ系の起業が多い傾向にある。開業時の初期費用は加盟金100万円と研修費の30万円などを含め、総額600~700万円となる。「他のFC事業と比べてコスト感が高くないことが強み」(古川裕樹部長)と話す。FC募集情報のウェブサイトに掲載したり、展示会などに出展して新規加盟店を集めている。

からあげには国産若鶏を100%使用している。食の安全性を担保しつつ、品質の高い商品づくりが顧客に受け入れられている。

特に、「ムネからあげ」は、しっとりとジューシーに仕上げ、やわらかい食感が人気の秘訣となっている。またテークアウトして冷めてもおいしさを保つように工夫している。

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