2022.01.14

「Firework」、2022年の動画ショッピングの3大トレンドを予想 「多様化」「自動化」「NFT」がキーワード

ショッパブル動画・ライブコマースプラットフォーム「Firework(ファイヤーワーク)」を提供するLoop Now Technologiesは1月12日、2022年における動画×ショッピング領域のトレンド予想を公開した。日々めまぐるしく変化するトレンドの中で、2022年に大きな潮流となりえる「ライブ配信の多様化」「動画制作の自動化」「NFT技術対応」をピックアップしてまとめた。

Loop Now Technologiesでは、ショッパブル動画、ライブコマース、マネタイズ機能を備えた、没入型「ショッパーテインメント」プラットフォームの「Firework」を提供。世界600社以上の導入実績を元にこのほど、2022年の動画×ショッピング領域に起こるトレンドを予想し、「Firework」の開発ロードマップとともに公開した。

1つ目のキーワードには、「1対n以外の多様なコミュニケーション」を挙げた。世界に比べて遅れ気味だった日本国内のライブコマースも、ニューノーマルの時代にようやく花開こうとしている。これまで主流だった1対nでのライブ配信以外のニーズも生まれており、よりパーソナルなコミュニケーションやるようになったとし、今後は企業とその顧客が望むかたちで自由に配信できるソリューションが続々と生まれてくると考えられるとした。



「Firework」では、2022年第2クオーターに、1対nでのライブ配信のみならず、1対1での接客やルーム分割での接客、コラボレーション配信などへ対応を予定。これにより使用者のビジネスに合わせ、顧客とのリアルタイムなコミュニケーション方法を選択することが可能になるとしている。

2つ目には、動画の自動化ソリューションの台頭による費用対効果の向上を挙げた。誰でも簡易に動画を作れるアプリ等も増えてきてはいたものの、専門性とある程度の工数が必要なことから、高い制作コストによる低い費用対効果は動画活用のネックとなっていた。しかし近年では、動画制作の自動化ソリューションを活用して、コストや工数を削減できるようになってきており、今後は動画活用による費用対効果は著しく向上すると考えられているとの見解を示した。



「Firework」では、2022年第2クオーターに予定している動画制作ツールの大型アップデートにより、動画のテンプレートを予め登録し、動画のタイトルや写真素材をCSVで入稿するだけで、お洒落な動画を簡単かつ大量に作成できるようになる。また、ハッシュタグやページのコンテキストに応じた動画掲載も可能となり、運用工数も大幅に軽減できるようになるとしている。

3つ目には、 NFT(Non-fungible token)を活用した動画販売を挙げた。NFT技術を活用した動画販売は、既に米MLBやNBA、さらには日本のパ・リーグまでが参入し、活況を見せている。特にプロスポーツ業界に関しては、チケットや物販以外の新たな収益源として大きな注目を集めており、2022年にはその他の業界でも活用が広がると考えられている。「Firework」では、2022年後半にNFT対応のアップデートを予定。同機能の搭載により、ショッパブル動画やライブ配信を通じて、または動画そのものをNFTアートとして誰でも簡単に販売できるようになる。



「Firework」では、目まぐるしく変化するトレンドと歩調を合わせ、スピーディーな機能開発を実施している。2021年初頭には見る影もなかったライブコマース機能は、3月にプロトタイプが完成し、夏前にはローンチが完了。既に米小売り大手のAlbertsonsを始め、国内外のエンタープライズ企業に活用されている。2022年は、利用企業の声を受け、さらに便利かつビジネスの成長に寄与する開発を推し進めていくとしており、現時点での開発ロードマップ「Firework 2022 PRODUCT ROADMAP」を無料公開している。



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