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後払い決済サービス「NP後払い」などを運営するネットプロテクションズは4月6日、実店舗やネットショップでの決済方法に関わる消費者の要求「決済ニーズ」に対する調査の結果を公開した。普及が進むスマホ決済だが、「街での買い物で利用したい」を選択した人は33.2%に留まった。
調査では、町での買い物やネットショップで利用したい決済方法、各種決済方法の利用動機、ネットショッピングにおける決済方法と購入の意思決定の関係についてなどについて質問。消費者は、希望する支払いのタイミングや利用場所などに合わせて決済方法を変えており、どの決済方法にも異なるニーズがあると推察している。
普段利用したい決済方法は、町の買い物においては1位の「現金」(76.8%)と2位の「クレジットカード」(72.2%)が3位以下を大きく引き離している。
一方、ネットショップにおいては、1位の「クレジットカード」(79.7%)が抜きんでており、2位は「後払い決済」(13.9%)、3位は「前払い(コンビニ・銀行・郵便局振り込み)」(12.7%)となっている。
ネットショップにおける決済方法として「クレジットカード」を選択した人の利用動機は、「支払いが楽・便利」が52.2%で1位、「どんなサイトでも使える」が49.8%で2位という結果になった。
利用したい決済方法は複数回答でき、町での買い物の場合は1人あたり平均2.7種類、ネットショップの場合は平均1.6種類の決済方法が選択されたという。消費者はそれぞれがメインで利用する決済方法を持ちつつも、場所や状況に応じて第2、第3の決済方法を使い分けていることが推測できるとしている。
ネットショッピングにおける決済方法と購入の意思決定の関係について尋ねた問いでは、初めて買い物をするネットショップで希望する決済方法がなかった場合、「購入を迷う」(37.4%)と答えた人がもっとも多い結果に。また2位の「希望の決済方法がある別サイトで購入する」(27.1%)と、3位の「購入しない」(22.2%)を合わせた約半数は、希望する決済手段がない場合にはそのネットショップでは購入しないという意思決定を下していることが分かった。
調査概要は以下の通りとなっている。
【調査概要】
調査名:実店舗やネットショップでの決済ニーズに関する調査
調査方法:弊社独自のインターネット調査
調査期間:2019年12月18日~12月25日
調査対象:20代~50代の男女 945人
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