2021.11.19

ダイエー、EC刷新や食事管理アプリの対応店舗拡大 アプリ200万DL記念し、デジタル施策展開

「ダイエーオンラインマルシェ」を刷新

ダイエーはこのほど、ネットとリアルにおいて、より便利で快適な買い物環境を提供するため、新たに3つのデジタル施策を推進すると発表した。ECサイトの大幅な刷新、食事管理アプリ「SIRU+(シルタス)」の対応店舗の拡大、自社公式アプリの200万ダウンロード突破を記念したキャンペーンを実施する。

ダイエーは、最新のデジタル施策の積極的な活用を通じて、新たな販促施策や買い物体験の提供、AIを活用した働き方の見直しにより、顧客満足度の向上と生産性の改善に努めている。今年度において、自社公式アプリの機能強化や多様な決済方法の導入、レジ待ち時間の短縮につながる精算手段の導入、ネットスーパーの店舗数拡大などにより、利用者が便利でお得に買い物できる店づくりを進めてきたとし、このほどより便利で快適かつお得な買い物環境を提供するべく、新たに3つのデジタル施策を推進する。

1つ目の施策は、11月18日に行ったECサイト「ダイエーオンラインマルシェ」の刷新だ。ダイエーでは2021年3月より、自社が保有する「商品」「アプリ等の会員基盤」「店舗網」を活かし、鮮度や物量の問題で、店舗では販売することが難しい価値ある商品をオンラインショッピングサイト限定で販売する「EC事業」の確立に取り組んでいる。このほどECサイト「ダイエーオンラインマルシェ」を大幅刷新し、セキュリティの強化と使いやすさの大幅な改善を図った。さらに新たに店頭による商品の引き渡し、ライブコマースなどの機能を追加し、より快適で楽しいオンラインショッピングを提供する。

2つ目の施策は、食事管理アプリ「SIRU+」の利用可能店舗の拡大。ダイエーでは、「おいしく食べて“ココロとカラダ”健康に」をコンセプトとした店づくりを進めており、その一環として、シルタス社が開発したスーパーマーケットのPOSデータと連動させることで、買い物データを自動的に取り込み、栄養素に変換して最適な食生活を提案できるスマートフォン用アプリ「SIRU+」を活用した健康管理サービスを2019年3月より行っている。商品をレジで精算する際にイオングループの共通ポイントカード「WAON POINTカード」を提示すると、購入した食材の栄養素が自動的に購入者の「SIRU+」に登録され、栄養素別の過不足状況を把握できるとともに、栄養バランスが整う為に適したおすすめレシピを見ることができる。煩雑な操作や手間のかかる記録が一切不要で、ポントカードを提示して日々の買い物をするだけで、栄養状態をチェックできる手軽さが最大の特徴のサービスで、現在は31店舗、およびネットスーパーにて提供している。2021年10月7日より、「イオンカード」での購入においても「SIRU+」のサービス提供が可能になったことを機に、11月24日より利用可能店舗を全195店舗に拡大する。

3つ目の施策は、自社公式アプリの200万ダウンロード突破を記念したキャンペーンの実施だ。ダイエーでは、2016年3月よりスマートフォン用の自社公式アプリの提供を開始。お得なクーポンの配信や店舗のWEBチラシの閲覧、オリジナルレシピの視聴、来店ポイントの獲得など、コンテンツの充実と使い勝手の改良を続けてきた。

200万ダウンロード突破を受けて、利用者への感謝を込めて実施するキャンペーンの主な内容は、「総額200万WAON POINT山分けキャンペーン」と、「総額200万円分の商品券が当たるレシート応募キャンペーン」。11月24日~28日に実施する「総額200万WAON POINT山分けキャンペーン」では、期間中に店頭掲示のQRコードよりダイエー公式アプリにてエントリーした会員にWAON POINTをプレゼントする。200万円分のポイントを申し込みした人全員で山分けする。一方、12月上旬から12月26日に実施予定の「総額200万円分の商品券が当たるレシート応募キャンペーン」では、1000円以上のレシートをアプリにて応募すると、抽選で2000名にダイエーグループ商品券1000円分が当たる。



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