2021.11.20

信栄食品、「マッスルギョーザ」がECで大ヒット 「低脂質」「低カロリー」「高タンパク質」を実現

高タンパク質・低カロリーの「マッスルギョーザ」を販売

ギョーザ専門メーカーの信栄食品は2019年から、高タンパク質の冷凍ギョーザ「マッスルギョーザ」の販売をECを中心に行っている。コロナ禍の影響による需要拡大もあり、健康志向のギョーザとして近年、販売数が急速に増加。大豆肉使用版など、シリーズ商品の開発も続け、同社の看板商品へと成長している。

信栄食品は、1998年に創業したギョーザ専門メーカー。OEM・ODMを中心に、多種多様なギョーザ商品の開発を手掛けている。今までにない健康志向のギョーザとして開発したのが「マッスルギョーザ」だった。鶏ささみ肉と独自配合によるギョーザの皮を使用することにより、低脂質・低カロリーかつ高タンパク質のギョーザを実現した。

「もともとは、スポーツなどの体作りのために、過度な食事を強いられて苦しむ子どもたちの効果的な栄養摂取に向けたものだった。当社の掲げる『食事はおいしく楽しいもの』という理念を表した商品でもある」(広報)と開発経緯を話す。

価格は1袋(40個)で1980円(税込)。BtoBなど既存事業での物流基盤を活用し、送料は基本無料で配送する。

2019年5月に特設サイトを公開し、「マッスルギョーザ」の販売を開始した。特設サイトは健康食品のランディングページのような構成で、同社が従来とってきた販売手法とは大きく異なるものだったという。「通販はそれまでも実施していたが、月に数件程度の注文にとどまっていた」(広報)と言う。

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