2021.11.11

アイスタイル、第1四半期のEC売上は21%増 需要増、MD強化が奏功も

アイスタイルの2021年7-9月期(第1四半期)のBeauty Service(ビューティーサービス)事業のEC売上高は、前年同期比20.8%増の20億500万円だった。コロナ禍の外出自粛によるEC需要の増加のほか、継続的なMD強化やキャンペーン施策が奏功した。
 
ECサイト「アットコスメショッピング」と実店舗で構成するビューティーサービス事業の売上高は、同5.8%増の46億4500万円だった。ECが売上高をけん引した。
 
同事業の営業損失は3500万円で、前年の600万円の営業黒字から赤字に転じた。賞与引当金の繰り入れやシステム運営費の増加などが影響した。
 
日本国外で展開するEC・卸売り、店舗、メディアなどのグローバル事業の売上高は、同9.5%減の10億5300万円だった。
 
EC・卸売りは前年同期比で減収となった。不採算事業の整理を理由にマレーシアのEC運営会社を今年1月に譲渡したためだ。営業損失は3500万円、赤字額は前年同期よりも700万円減少した。
 
連結売上高は同3.7%増の77億8400万円、営業損失は2億2900万円(前年同期は1億6000万円の損失)だった。


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