2021.11.03

フラクタ、新サービス「Orbital Flight」で『ブランドらしいSNS発信』を支援 自走体制を5カ月間で構築

フラクタは11月2日、SNSコミュニケーション設計に課題を感じるブランドへ向けて、SNSコミュニケーション支援に強みをもつパートナーと連携し、ブランドらしいSNS発信をサポートするプラン「Orbital Flight(オービタルフライト)」の提供を開始した。ブランドの個性を理解し、SNS運用を自走に向けてサポートする。

ブランドらしいSNS発信をサポートするプラン「Orbital Flight」では、FRACTAと提携パートナーの連携により、ブランディングからブランドのSNSコミュニケーションまでをアシストし、約5カ月間で自走できる体制の構築を支援する。

最初の2カ月間で、フラクタのブランディングフォーマットを用いて、情報整理やSNSコミュニケーションの基礎となるブランドらしさを定義し、SNSの投稿方針や活用方法をパートナーと連携して作成する。その後の3カ月間は、ブランドらしさを踏まえたSNS運用を実施。ここでのSNS運用には、投稿に必要な撮影やライティングの準備、実技的なサポートまで含んでおり、どのような工程が必要かという制作過程の把握もブランド側の経験として蓄積することができる。またこの期間中は並行して、ブランディングやEC運用など、フラクタの持つナレッジもツールを介して情報共有する。

2カ月間のブランド基盤形成期間については、フラクタとのプロジェクトを実施している場合、1カ月間に短縮することも可能。プラン終了後も提携パートナーのSNS運用サポートを希望する場合は、パートナーとの契約継続も可能となっている。


サービスの提供イメージ

トータルブランディングパートナーとしてブランドの自走を支援するフラクタではこれまで、予算や人的リソースが限られているブランドへ向けて、自走するためのブランディングをコンパクトに実現するための支援を行ってきた。しかし同社のサポート終了後からブランド内部で運用が始まるまでの期間や、SNSに注力する際に不安を抱える声も多く、特にSNSコミュニケーションをどのように設計・発信すべきかについての相談が多く寄せられていたという。

フラクタは従来、ブランドが継続的に成長し生き残るためには顧客とのコミュニケーションをブランド自らコントロールする必要があると考えており、それはブランドが全てを内製化するのではなく、自社で設計すべき部分とアウトソーシングすべき部分の判断ができる状態を指すとしている。アウトソーシングに関する支援も可能であるが、SNS運用を代行するだけではブランドの自立を促すためには不十分だと感じているとし、ブランドがSNS上で顧客と適切で深度の深いコミュニケーションを取るためには、運用の方向性や撮影方法の確立などにサポートが必要だということに着目し、新プランの開発に至ったとしている。

今後はブランドのコミュニケーション設計支援を強化するため、SNSコミュニケーションやマーケティングに強みをもつパートナーとの提携を進め、ブランドの幅広いニーズに対応することで、ブランドビジネス全体のアップデートをサポートし、ひいては生活者の購買体験の向上や個人にフィットするブランドとの出会いに貢献していくとしている。



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