2021.11.04

キャッチボール、新しい後払いサービスを来春リリース 「クレカ」「スマホ」「キャリア」決済に対応

キャッチボールは11月2日、クレジットカード決済や主要スマホ決済、キャリア決済を搭載した新サービス「届いてから(SM)払い」を2022年春から提供すると発表し、新サービスのリリースを記念した「後払い新キャッシュレス対応 応援キャンペーン」を開始した。キャンペーンでは、同社が提供するEC・通販向け後払い決済サービス「後払い.com」において、後払い決済手数料が割引になる。

2022年春のリリースが決定した「届いてから(SM)払い」は、ECサイトや通販で「商品が届いてから支払い方法を決める」ことができる新しい後払い決済サービスで、現金での支払いだけでなく、クレジットカードやスマホ決済、キャリア決済など、10種類以上の多様な支払い方法に対応。ほぼ全てのメジャー決済に対応しているのは、同サービスのみだとしている。

これにより消費者は、支払う前に商品を確認できる、クレジットカードやスマホ決済のポイントも貯まる、スマホがあればその場で支払いが可能といったメリットが得られる。



一方、事業者は、「届いてから(SM)払い」を導入することで、ECサイトや通販でもリアル店舗と同じように商品を手に取ってから「支払い方法を選べる」新しいショッピング体験を提供できる。今までの後払いでは対応できなかった、「届いてから支払う安心」と「クレジットなどのポイントを貯めたい」という新しいニーズに対応することにより、顧客の取りこぼしを防ぎ、今までの後払い決済以上に新規顧客獲得に貢献するとしている。

その他にも、従来の後払い決済と料金体系が異なるため、後払い手数料(コスト)を抑えて新規獲得ができる可能性がある。未回収リスク100%保証で主要キャッシュレス決済を導入可能できる。事業者のターゲットに合わせた支払い手段を一括導入できるようになり、決済によるカゴ落ちを防ぐ。キャンセル手数料0円によるコスト削減などのメリットが得られるとしている。

今までの後払いは現金でのコンビニ払いが中心だったが、消費者のニーズの変化により、44.1%が後払いでもクレジットカードでの支払い、25.9%がスマホ決済での支払いを希望したという(CB調べ2021年10月7日リリース参照)調査結果もあり、後払い決済でもキャッシュレス決済のニーズがこの数年で急激に拡大している。キャッチボールでは、こうしたニーズの変化に対応するため、昨年には後払い決済代行サービス「後払い.com」の支払い方法に後払いクレジットカードを追加、その後も各種スマホ決済の追加を行ってきた。

今回、さらなる利便性を実現し、新しい後払い決済モデルとして消費者のニーズおよび事業者の新規獲得にさらに貢献できる新サービスとして、10種類以上の多様な支払い方法に対応する「届いてから(SM)払い」の提供に至ったとしている。

「届いてから(SM)払い」の2022年春のリリース決定を記念し、11月2日から開始した「後払い 新キャッシュレス対応 応援キャンペーン」では、11月30日までの期間中、新たに「後払い.com」「後払い.com forサービス業」を申し込みした事業者(要キャンペーンコード)を対象に、利用開始月から3カ月間、後払い決済手数料を1.0%割引する。なお、「後払い.com」「後払い.com forサービス業」から、「届いてから(SM) 払い」への切り替えは、サービスリリース以降順次対応予定としている。



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