2021.10.31

「越前そばの里」、 通販売上は2~3割増 直営そば農場を持つ強み生かす

桶谷洋介取締役副社長

武生製麺は、自社ECサイト「越前そばの里」を運営してそばを直販している。ECチャネルと、カタログ通販を合わせた2021年6月期の通販事業売り上げは、前期比2~3割増となった。今期の通販事業の売り上げは、前期比1~2割増を目指す。

コロナ禍になって、通販事業だけでなく、スーパーなど小売店向けの卸売りにも「巣ごもり消費」が追い風になっているという。これからの季節は歳暮向けの贈答品や、年越しそばの需要を見込む。


そばの直営農場を持つ

武生製麺は仕入れ品も取り扱うが、福井県と北海道にある直営のそば農場で収穫した製品が強みだ。販売しているそばの約4割は種まきから収穫まで自社で行っている。

「仕入れている実を含め、そばの実は全て自社で『製粉』し、ひきたてのそばを『製麺』している。そば本来のおいしさを生かしながら加工している」(桶谷洋介取締役副社長)と話す。

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