2021.10.28

【新規客の心をつかめ! 注目の同梱物・梱包】「効果実感」「世界観」を表現

「効果実感」「世界感」を表現


PETOKOTO「可愛い箱でSNS需要を、初回パンフにもこだわりを」

ドッグフードのサブスクや、ペットメディアの運営を行うPETOKOTO(ペトコト)では商品発送の際、SNS〝映え〟する梱包を意識しているという。ドッグフードのパッケージには、愛犬の名前を印字しており、商品を入れる箱も可愛らしいデザインにしている。

商品を梱包する箱の内側には、犬の足跡が印字されている。「愛犬を、印字されている足跡の上に乗せて、写真を撮ってくれればいいと考えた」(大久保泰介社長)と話す。

可愛らしく箱に入った愛犬の写真は、インスタグラムを中心としたSNSでも人気が高いという。愛犬の名前が印字されていることも、SNSへの投稿を促す要因となっている。「顧客が自発的に商品写真を拡散してくれている」(同)と話す。同社では、広告費をほとんどかけていない。こういった自発的なSNSの拡散が、効果的な宣伝につながっているようだ。


箱に入った愛犬がSNSで人気

初回の発送時は、20ページの小冊子を同梱している。原材料や製造過程を細かく明記するだけでなく、開発に至った経緯など、同社の〝思い〟も伝えているという。商品の透明性を伝えるのが狙いだとしている。

一部の説明ページには、本文の他に、動画ページのQRコードを掲載している。文章だけでは分かりにくい説明は、動画で表現しているのだという。

「当社のサービスはサブスクのため、最初の印象が継続率に直結する。まずは商品の良い点を伝えるようにしている。当社では、フレッシュフードを扱っているが、フレッシュフードは、おなかを壊してしまう愛犬も多いと聞く。そういった愛犬向けに、食べさせ方の工夫やアレンジ方法も記載している」(同)と話している。

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