2021.10.25

「ebisumart」、BtoB向け機能を強化 BtoB市場でのECビジネス活性化を促進

インターファクトリーは10月22日、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」において、BtoB向け機能を強化していくと発表した。BtoB市場でのEC化率の拡大と、EC事業の発展および導入企業のECビジネス活性化を促進する。

「ebisumart」はSaaS型非カート型市場において、3年連続ECサイト構築ツールシェアNO.1の主要クラウドコマースプラットフォーム。ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたECサイトを構築できる。すでにリリース済みのBtoB向け機能として、BtoBの得意先企業に事業所マスタを登録し、ひも付けることで一元管理できる「得意先管理」機能、サイトでの取扱商品について見積作成から注文まで行える「見積管理」機能、法人にひも付く営業会員を登録することで、取引先企業の事業所の会員に代わって担当営業会員でのユーザーウェブへの代理ログイン・代理注文等が可能になる「営業支援」機能などを備えるが、このほどさらなるBtoB向け機能の強化を発表した。

経済産業省が2021年7月に発表した2020年度のECに関する市場調査によると、新型コロナウイルスの影響により、BtoB‐EC市場規模は約334兆円(前年比5.1%減少)となったものの、EC化率は前年から1.8ポイント増の33.5%を記録し、引き続き拡大傾向にある。
市場規模の大きいBtoB-ECではあるが、その大半の事業者はEDI(Electronic Data Interchange:電子的データ交換)を利用している。EDIは確実なニーズはあるものの、EDIが抱える課題により買い手(得意先)にとっては利用しづらいシステムとなっていることが多く、高額な料金を支払ってEDIを導入したにも関わらず、得意先に利用してもらえないというケースも少なくないという。

こうした状況を踏まえ、インターファクトリーは、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」のBtoB機能をさらなる強化の決定に至ったとしている。直感的な操作が可能なユーザーインターフェース、商品の検索性の向上、WEBならではのクイックな改修と高い拡張性、Webマーケティング、豊富な決済手段、非対面営業における得意先のフォローなどが可能な「ebisumart」でBtoB-ECサイトを構築することで、EDIが抱える課題を解決した、得意先にとっても利用しやすいBtoB-ECサイトを実現。導入事業者の業務効率の向上と、非対面営業はもちろん、対面営業の効率化にもつながるとしている。

なお、すでに「ebisumart」にてBtoB-ECサイトを構築している事業者も、「ebisumart」の機能拡張により、今後リリースするBtoB-EC機能を利用することができる。



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