ファミリー層向けの動画コンテンツ制作などを手掛けるaquwa(アクワ)は10月1日、知育玩具に特化したサブスクリプション(サブスク)サービスを提供開始した。動画制作のノウハウを活用し、新たなユーザー接点の創出を図る。
同社はファミリー向けのYouTubeチャンネル「サンサンキッズTV」を運営している。登録者数は98万人を超える人気コンテンツだ。動画内で紹介した玩具への反響もあり、知育玩具のサブスクサービス「オモチャブ」を開始した。
「オモチャブ」は2~7歳を対象とする知育玩具をレンタルで提供するサブスクサービス。遊べる年代が限られる中、「高価な知育玩具を、より安価な形で提供できるようサブスクを導入した」(広報)と言う。
「家族で楽しめる」を軸に、パズルやボードゲーム、プログラミング玩具など、さまざまな知育玩具を取りそろえる。
家族で楽しめる知育玩具を厳選申込時のヒアリングシートや子どもの年齢や好みを参考に、プランナーがユーザーに届ける四つの玩具を選定する。ユーザーは隔月で1回、それぞれの玩具で「交換」「継続」「購入」を選択することができる。
除菌などの衛生対策、紛失などへの補償など、玩具ならではのサポート体制も徹底する。
サービス料金は月額3600円(税込)。月額料金がより安価となる「6カ月コース」「12カ月コース」も提供している。
サービスの開始により、「サンサンキッズTV」との連携も強化している。取り扱う玩具の紹介や、サービスの流れなどをチャンネル内で紹介する。
「動画の枠を超え、おもちゃを直接届けられるサービスとして、子どもが楽しく学べる環境を提供していきたい」(同)と意気込みを話す。
「オモチャブ」https://omochabu.com/