ジャスダック上場企業のディーエムソリューションズは、EC特化型の物流代行サービス「ウルロジ」を提供している。同サービスでは、梱包から検品、保管、出荷まで、フルフィルメントを一貫して支援する。コストや業務量の削減に貢献、「ECで〝売れる〟基盤作り」につながるという。小ロット対応も可能であるため、スタートアップ企業の導入も多いとしている。
【「ウルロジ」動画レポート】「ウルロジ」は、「相見積もりの結果、『コスト』と『サポート力』が評価され、選ばれることが多い」(マーケティング室・角田和樹氏)と話す。「物流をアウトソーシングすれば、成長に向けたリソースを確保できるようになる。このサービスは、EC事業のさらなる成長・拡大に寄与できる」(同)としている。
導入企業はスタートアップ企業が最も多い。倉庫の切り替え案件も多く、SKUが多くても、スムーズに移管できるとしている。
独自の整理棚を作り、数多くのSKUを管理小ロットでも対応できる。梱包資材・出荷作業費・送料込みで、1件あたりミニマム300円(税別)から対応が可能。料金プランは、サイズごとに、地域差なく全国一律で設定している。
オプションプランの料金も明瞭だ。「不明瞭な従量課金がないため、安心して導入できる点が『ウルロジ』の魅力」(同)と話す。EC企業から、現状の物流コストが最適か確認するための問い合わせを受けることも少なくないそうだ。
物流コンサルタントによる導入後のフォローも手厚いという。チャットツールを通して、現場スタッフと迅速に直接やり取りできる点も好評だとしている。
商品の入庫・出荷・在庫管理の指示はすべて、倉庫管理システム(WMS)を通して、オンライン上で一貫して行えるという。WMSと各ECサイトをAPI連携することが可能。自動で出荷できるため、事業者の業務負担を軽減できるとしている。現在、楽天など大手ECモールを含め、10以上のカートと連携が可能だ。
対応可能な業務13時までの出荷指示で、当日発送できる。「バーコード検品」「海外発送」「チラシ同梱」「オリジナル資材作成」「袋詰やシール貼りなどの加工作業」「FBA納品」なども行う。自社倉庫を保有しているため、コストを抑えつつ、素早く細やかな対応が可能だという。
「ウルロジ」https://ul-logi.jp/lp/
【ECソリューションマップ2021「物流編」】特集ページhttps://netkeizai.com/articles/detail/4749