2021.10.07

ヒマラヤ、EC売上200億円へ 2024年までの中期経営計画策定

スポーツ用品小売り大手のヒマラヤは9月28日、2024年8月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画(中計)を公表した。EC事業を軸とした販売力の強化や、新規事業を成長への注力点とし、EC売上高を200億円まで拡大する目標を掲げた。
 
2021年8月期は約128億円だったEC売上高を、3年間で200億円まで拡大させる。2022年8月期は前期比約10.1%増の141億円。以降は168億円(23年8月期)、200億円(24年8月期)を予想しており、年間ベースで約20%の成長を見込んでいる。
 
売り上げ規模拡大と、収益性向上への具体的戦略として、①自社サイトの独自性と利便性向上 ②会員プログラム開発とロイヤルティー向上 ③マーケティング再構築と店舗・商品部門との連携強化 ④EC倉庫の運営強化――などを挙げた。
 
実店舗を含む既存事業全体の売上高は、2024年8月期で800億円を目標としており、EC化率は、2021年8月期の約20%から25%まで伸長させる計画だ。



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