2021.09.21

JADMA、教職員・消費生活相談向けセミナーに手応え 9割以上の参加者が「満足」「やや満足」

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)はこのほど、8月に期間限定で行った教職員・消費生活相談員向けの「通信販売について学ぶオンライン講座」について開催報告を行った。参加者向けの調査によると、いずれのプログラムも、「満足」「やや満足」と回答した人が回答者の9割以上を占めた。「大変興味深かった」といった感想が多数寄せられ、開催内容に手応えを得られた結果となった。

オンライン講座の参加はいずれも無料にした。教職員の夏休み期間に合わせて開講。期間を分け、①LIVE配信 ②録画配信――の2つの方法で配信した。教職員だけにとどまらず、消費生活センターの相談員も受講できるものとした。

LIVE配信を行ったのは8月4~6日。「かしこい通販利用法」と題した講座、ファンケルの物流センター見学会、カタログハウスの物流センター見学会を配信した。

LIVE配信の参加者を対象としたアンケート調査によると、LIVE配信の満足度は、「満足」が回答数の47.8%を占め、「やや満足」が46.4%を占めた。回答数は延べ276人。



 

受講の感想として最も多かったのは、「オンラインだったので気軽に参加できた」。なお、感想は複数回答可とした。



この他、参加者による自由回答では、「非常に良かった。生徒にも見せてあげたかった」「物流センターの見学会は、参加前は1日目だけでもいいと思っていたが、ファンケルの見学をして大変興味深く、翌日のカタログハウスもぜひ見たいと思い、両日見学した」といった意見が寄せられた。

録画配信を行ったのは8月11~31日。以下のセミナーについて、録画データを配信した。「日本の通信販売の現状・概論」「通信販売の顧客対応について~『通販110番』に寄せられる相談事例からみた留意点~」「通販の法的知識について(特商法)」「景品表示法の概要-広告表示に関するチェックポイント-」「第2回 Next-generation Commerce Award 大賞『FABRIC TOKYO』」「第2回 Next-generation Commerce Award 特別賞『subsclife』」「お客さま満足向上のためのコミュニュケーション」「『日本の前掛け』を世界に!通販で顧客を掴むポイント」

録画配信の参加者を対象としたアンケート調査によると、録画配信の満足度は、「満足」が回答数のうち37.0%を占め、「やや満足」が59.3%を占めた。回答数は延べ81人。参加者による自由回答では、「大変分かりやすく、後日配信の動画もとても参考になった」といった意見が寄せられた。


 
オンライン講座の参加者は、LIVE配信(3日間)が延べ約400人、録画配信(21日間)が延べ805人(再生回数から算出)だった。どの参加者も、LIVE配信、録画配信ともに、どの講座も視聴可能、一部のみの視聴も可能とした。申込数は合計491人だった。申し込みした人の内訳は、学校の教職員が278人、消費生活センターの相談員が213人。


■JADMAが配信した「通信販売について学ぶオンライン講座」の詳細はこちら
https://www.jadma.or.jp/app/webroot/teacher/

■「JADMAからのお知らせ」はこちら(公式サイト)
https://www.jadma.or.jp/news/info/1




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