2021.09.09

【フードデリバリー戦国時代】「Uber Eats」「出前館」切り崩す第3勢力は?!『カオスマップ』『比較表』で分析


米国最大手「DoorDash」が上陸

 
米国最大手のフードデリバリーサービス「DoorDash」は6月9日、宮城県仙台市で国内サービスを開始した。8月には岡山県の岡山市や倉敷市でもサービスを開始。今後、徐々にサービスエリアを拡大していく方針だ。


「DoorDash」は宮城県仙台市からサービス開始

「DoorDash」は参加店舗が、自社のウェブサイトやアプリにデリバリー機能を容易に導入できるシステム「Storefront(ストアフロント)」を提供している。参加店舗は自社のチャネルで既存顧客にアプローチでき、さらにリピート促進を図ることが可能。テイクアウトに対応することもできるという。

飲食店目線の仕組みで、参加店舗を拡大していきたい考えだ。


今後、業界再編の可能性も


フードデリバリー各社は差別化を図りながら、サービスを拡大している。ただ、市場規模が拡大しているとはいえ、過当競争に陥るのは目に見えている。

韓国から参入した「FOODNEKO(フードネコ)」は今年4月、「foodpanda」にサービスを統合すると発表した。親会社のM&Aによるサービス統合だ。

今後は国内のフードデリバリー市場でも業界再編が起こり、2~3サービスに集約されていく可能性があるだろう。

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