2021.09.09

【フードデリバリー戦国時代】「Uber Eats」「出前館」切り崩す第3勢力は?!『カオスマップ』『比較表』で分析


「1分以内に返答」サービスの質をアピール


「出前館」などの国産サービスも配達員の品質管理に注力しているが、「Wolt」も「顧客満足度」を重視したサービスに注力している。

全国6カ所に営業拠点を構え、エリアを熟知したスタッフによる地元密着型のサポート体制を提供する。ユーザー、飲食店、配達パートナーの三方をサポートするライブチャットの返答は「1分以内」を目安にしている。


「Wolt」は配達パートナーや顧客対応の質にこだわり

配達パートナーには登録の前に説明会への参加と適性テストを必須にしており、テスト合格者のみを稼働させるなど、スタッフの質の高さにもこだわっている。

 

飲食以外の日用品などを強化


「Uber Eats」がフードだけでなく、日用品や医薬品、コスメなどの取り扱いも強化しているが、「foodpanda」も日用品などの取り扱いを強化している。


「foodpanda」はコンビニやドラッグストアと連携

ローソンやツルハドラッグなどと提携し、トイレットペーパーや洗剤、飲料などの日用品の配達に対応している。7月26日からは、日用品を最短30分で配達する「pandamart(パンダマート)」というサービスを神戸市で開始した。自社で仕入れた1500品目の商品をダークストアといわれる配達専門店に保管し、注文に応じて迅速に配達するサービスだ。


最短30分で日用品などを届ける「pandamart」を展開

フードデリバリーとダークストアを組み合わせた業態も今後、増える可能性がある。

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