2021.09.09

【フードデリバリー戦国時代】「Uber Eats」「出前館」切り崩す第3勢力は?!『カオスマップ』『比較表』で分析


デリバリーとテイクアウトの2本柱で勝負


「Uber Eats」と「出前館」が、参加店舗数や配送員ネットワークの規模でも抜け出た存在であるのは間違いない。ただ、市場拡大を受け、国内外から新たな企業が続々と参入している。



楽天グループでは以前から、デリバリーやテイクアウトのサービスを提供してきたが、今年7月にそれらのサービスを子会社のぐるなびに承継し、「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」としてリニューアルしている。

楽天IDでサービスを利用でき、楽天ポイントがたまる強みを生かし、ぐるなびが持つ5万5000店を超える有料加盟店舗を中心に参加店舗を拡大している。

「menu」もテイクアウトとデリバリーサービスを両方提供している点が特徴だ。2020年4月~2022年3月の期間限定で、飲食店が負担する初期費用や販売手数料を無料化して、参加店舗を拡大している。


「menu」は期間限定で飲食店の初期費用や販売手数料を無料化

2021年2月からは、1回の注文で2店舗同時に注文できる「コンボ注文」のサービスを開始した。利用者は送料を安く抑えることができ、「コンボ注文」を受けた配達員は別途150円の報酬を得ることができる。サービス面でも差別化を図っている。

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