2021.09.07

「食べチョク」のビビッドガーデン、Googleのスタートアップ支援プログラムに選出 一次産業の課題解決目指す

産直ECサイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは8月30日、Googleが展開するスタートアップ支援プログラム「Google for Startups Growth Academy 2021」の参加企業に選出されたと発表した。同プログラムへの参加などを通して、一次産業の課題解決に取り組む考えを示した。

「Google for Startups Growth Academy 2021」は、Googleが立ち上げたスタートアップの支援プロジェクト「Google for Startups」によるオンラインプログラム。成長段階にある日本の有望なスタートアップを対象に、Googleの社員や外部のアドバイザーが、メンタリングセッション、ワークショップなどを通じて問題の解決と成長の加速を支援し、スタートアップを次のステージへと導くサポートをする。

9月6日~10月29日に開催する「Growth Academy 2021」には、国内産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンを含む、7社が選出された。

「Growth Academy 2021」では、スタートアップとGoogleのメンターによる戦略の最適化と具体的な目標(OKR)の設定する「戦略と OKR の設定」、Googleのアナリストが分析した業界のインサイトとマーケットデータを提供し、成長が見込まれる領域やターゲットの特定を支援する「マーケット インサイト」、ブランドエキスパートによるワークショップとメンターとのセッションを通じ、ターゲットオーディエンスに訴求する価値とストーリーテリングをどう改善すべきかをアドバイスする「ブランディング」などのプログラムを実施する。

他にもUI/UXエキスパートが、ウェブサイトやアプリのユーザーエクスペリエンスを改善し最適化する方法をアドバイスする「UI/UX」や、Googleのメンターがメディアプランニングのベストプラクティスとヒントを共有し、ターゲットオーディエンスに効率的かつ効果的にリーチする方法やパフォーマンスを測定する方法を伝授する「広告メディアプランニング」、Googleが蓄積してきたノウハウやデータをもとに、効果的なリーダーシップとは何かを考え、学ぶことができる「Founders Lab」などのプログラムをある。

ビビッドガーデンは、こだわり生産者から直接食材や花きを購入できる産直通販サイト「食べチョク」を運営。国内の産直通販サイトの中で、認知度や利用率などの6つのNo.1を獲得している「食べチョク」は、2021年7月にはユーザー数約50万人、登録生産者数5300軒を突破。2万9000点を超えるこだわりの逸品が出品されている。

「Growth Academy 2021」での各プログラムやメンタリングセッション、ワークショップへの参加等を通して、一次産業の課題解決に取り組み、生産者の事業規模に関係なく、生産者のこだわりが評価される世界を目指すとしている。




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