2021.09.05

中野製薬、サロン専売品を購入できるECサイト「NAKANO ONLINE STORE」開始 サロンの収益向上に貢献

中野製薬は9月1日、ヘアケアやスタイリング料などのサロン専売品を販売するEC事業「NAKANO ONLINE STORE(ナカノオンラインストア)」をスタートした。従来通りのサロンでのカウンセリングを行いつつ、店販商品の購入、リピート購入までをオンラインで完結できるプラットフォームにより、商品在庫の確保や管理、販売オペレーションの確率、リピート購入率を高めるための販売促進など、サロンにおける店販商品販売の課題の解決を支援する。

【<画像5点>「NAKANO ONLINE STORE」の特徴はこちら】

中野製薬が取り扱うヘアケアやスタイリング料などのサロン専売品は、美容師によるカウンセリングを受けた顧客が購入するもので、プロフェッショナルである美容師からのおすすめやヘアケアアドバイスが、店販に繋がる大きなきっかけのひとつになっている。一方でサロンは、店販商品の販売にあたり、商品在庫の確保や管理、販売オペレーションの確立など、様々な体制を整える必要がある。また、初回購入した顧客のリピート購入率を高めるための販売促進における課題もある。

このほどスタートした「NAKANO ONLINE STORE」は、サロンでの美容師によるカウンセリングというこれまでの商流を維持しつつ、サロン専売品の持つ課題を解決するためのプラットフォーム。消費者は、「NAKANO ONLINE STORE」サロン登録で美容師によるカウンセリングを受け、サロンが発行する「NOSカード」を通じて「NAKANO ONLINE STORE」に登録することで、商品をオンラインで注文・購入することが可能。商品は中野製薬の向上から購入者へ直接配送する。初回の店販商品の購入に加え、リピート購入もオンラインで完結できる。顧客の購入機会を充実させることで、リピート購入増加を促し、サロンの収益性を高めるとしている。

サロンは、サイト運営や受注、発注業務を中野製薬が受託する「NAKANO ONLINE STORE」を利用することで、業務効率化が高まり、生産性の向上が期待できるとしている。在庫スペースの確保や管理の手間も省略できるほか、スタッフ別の売上管理も可能なため、顧客の購買データを管理することで経営に役立てることも可能だ。

既存の店販商材と同じ商流のビジネススキームとなっており、商品代金は決済代行会社を通して登録のサロンに入金する。商品代金および「NAKANO ONLINE STORE」利用にあたり発生する費用等は、取引代理店を通じて取引する。

中野製薬は、「NAKANO ONLINE STORE」を通じてサロンと顧客との繋がりをより強固なものにし、満足度の高いサロンサービスの提供をサポートするとともに、今後もさらなる拡充を行いながら、新しい顧客体験を提供していく考えを示した。



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